平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

パトリシア・ハイスミスに恋して

2023年11月05日 23時59分27秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、名古屋で映画を3本観ました。1本目は、伏見ミリオン座で「パトリシア・ハイスミスに恋して」を
観ました。この映画は、ドキュメンタリー映画なので観ることに決めました。パトリシア・ハイスミスは、
アメリカの人気作家だった人で、「太陽がいっぱい」も書いているそうです。昔の作家でありますが、
映画の原作にもなっている作品が、多いとのこと。まあ、この時代の映画はほとんど観ていないので、題名や
監督名で、凄い作家だったんだなあと思いますが、興味深いところではあります。


「太陽がいっぱい」「見知らぬ乗客」といった名作映画の原作小説で知られ、欧米ではアガサ・クリスティと
並ぶ人気を誇るハイスミス。中でも偽名で発表した自伝的小説「キャロル」は、1950年代のアメリカで
ハッピーエンドを迎えた初のレズビアン小説となったが、ハイスミス自身は女性たちとの旺盛な恋愛活動を
家族や世間に隠す二重生活を余儀なくされていた。そんな彼女の生誕100周年を経て発表された秘密の日記や
ノート、本人映像やインタビュー音声、家族や元恋人たちによる証言、さらにアルフレッド・ヒッチコックら
による映画化作品の映像を織り交ぜながら、その謎に包まれた人生と著作にスポットを当てる。


パトリシア・ハイスミスという作家について、かなり興味深い内容だ。「恋して」なんで題名がついているが。
彼女が同性愛者だったので、彼女に「恋して」いたのは女性で、彼女も女性に「恋して」いた。同性愛の作品は
本名で出していなかったのは、この頃はアメリカといえども公にすることは、憚れる時代であったんですね。
ただ内容的には興味深いものだったが、映画のつくりとしては凡庸なドキュメンタリー映画の枠を出ていなくて、
インタビュー中心のなるのは仕方はないが、多少は工夫はしてあるものの眠気を誘うには十分なモノで、単調で
眠気を誘い、字幕を読むことで寝ないで済むというドキュメンタリー映画あるあるであった。









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