平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

名付けようのない踊り

2022年01月31日 22時59分10秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日は、名古屋で映画を3本観ました。伏見ミリオン座とセンチェリーシネマを
行ったり来たりのスケジュール組めず。その移動の間にTANAKA久屋大通店でオメガを
受け取りにいったりと、なかなかのハードスケジュール。
1本目の映画は、「名付けようのない踊り」。ダンサー田中泯のドキュメンタリーということで、
すぐに観ることを決めて、楽しみに待っていた映画だ。


内容は、「ジョゼと虎と魚たち」「のぼうの城」の犬童一心監督が、世界的なダンサーとして活躍する
田中泯の踊りと生き様を追ったドキュメンタリー。1978年にパリでデビューを果たし、世界中の
アーティストと数々のコラボレーションを実現してきた田中泯。ダンス歴は現在までに3000回を超え、
2002年の「たそがれ清兵衛」から始まった映像作品への参加も、いまや日本のみならず、ハリウッド映画にも
出演するまで広がっている。40歳の時、畑仕事で作り上げた身体で踊ることを決めた田中は、74歳で
ポルトガル・サンタクルスの街角で踊り、「幸せだ」と語る。どんなジャンルにも属さない田中泯のダンスを、
「メゾン・ド・ヒミコ」から親交を重ねてきた犬童一心監督が、ポルトガル、パリ、山梨、福島などをめぐり
撮影。アカデミー賞ノミネート作品「頭山」で知られる山村浩二によるアニメーションで描かれた田中の
子ども時代の情感を交えながら、田中泯のぶれない生き方をひも解いていく。


田中泯というダンサーを知ったのは、実はごく最近だったりする。ダンスや舞踊には、ほとんど興味はないしね。
最初に知ったのは、人間椅子の「命売ります」という曲のMVで不思議な踊り、しかも印象的な踊りを踊っている
ダンサーが出演していて。それが田中泯だった。その後、自分が観てきた映画の中にも彼は出演していた。
「アルキメデスの大戦」、「いのちの停車場」、「HOKUSAI」がそうです。どの映画でも印象に残る演技です。
でも、彼はきっと演技をしたわけでなく踊っていたと言うかもしれません。彼の踊りは独特です。寝転がって
しまったり、体を痙攣させているだけのように見える。その辺りは、映画の後半で意図がわかってきますが、
それを知るまでは何だかなと思う方もいるのではないかなと思います。もう踊りというよりも、身体を使った
芸術表現なのではないかとも思う。見る方も、ただボーっとみるのではなく踊り手が何を表現しているのか感じ
とらなくてはわからないような気もする。いや~深い。深すぎる田中泯の踊りの世界でした。







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