平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

「もう一度生まれる」・「還る」

2023年06月15日 12時23分55秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の日曜日、東京スカパラダイスオーケストラのライブ前に観た2本目の映画は、
「もう一度生まれる」と「還る」です。どちらも短編で両方合わせてても1時間程度の
上映時間になります。「もう一度生まれる」の企画は、「還る」がもととなっています。
なので、ドキュメタリー映画とその映画が基になっている映画なので観ることにしました。
スーパー銭湯が舞台ってのも、なにか雰囲気があって良いなあと思いました


内容は、「もう一度生まれる」は、スーパー銭湯の新人清掃員・市川亮太は、清掃の仕事を
通して「当たり前の景色を保つこと」の難しさを知る。髪の毛一本でも気にする清掃員としての
姿勢や、銭湯の心臓部でもある「ろ過装置」の存在を知ることで、清掃業やスーパー銭湯の存在
そのものにのめり込んでいく亮太。しかし、そんな中、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、
スーパー銭湯は休業を余儀なくされる。そして休業期間が長引く中、店長から1通のメールが届く。
それは、営業再開を待たずにスーパー銭湯が閉店となるという知らせだった。大きな喪失感を抱いた
亮太は、閉店を前に、ほかの清掃員たちと最後の清掃作業に向かう。
「還る」は、スーパー銭湯の清掃員として働く元プロレスラー・井上勝正さんを堀川監督が追った
ドキュメンタリー作品です。現在は、熱波師として活躍し、“サウナ界のレジェンド”とまで呼ばれる
ようになった井上勝正さん。堀川監督は清掃員として働く井上さんの背中に何を見ていたのか…。


「もう一度生まれる」が、約40分くらいの短編映画。スーパー銭湯の裏方、お客さんが帰ってからの
掃除員にスポットを当てる。どの仕事も、営業時間外に働く人がいて成り立っているところがある。
しかし、コロナ閉館と言う設定は現実的だ。実際に閉めてしまったスーパー銭湯は全国でどれ位ある
ことか。最後に皆で掃除、それぞれの思いを胸に一生懸命に掃除する姿は、胸を打たれるものがある。
また「還る」は、20分くらいとさらに短い。元プロレスラー・井上勝正さんが掃除員そして熱波師に
なった経緯に迫ったドキュメタリー映画。短いのあっという間。井上さんが夜は長いと思っていたが、
実際に仕事をするとあっという間に朝になってしまうっていうのはわかる。学生の頃、マクドナルドの
メンテナンスをやっていたが、自分が勤務していた店は大きいほうだったので、本当にすぐに朝になる
と感じていたのを思い出しました。井上さんのプロレスラーからの転身は、まさに一から人生をやり直す
ことであり、これが「もう一度生まれる」の基にあることなのかなあと思ったりしました。









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