平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

アルピニスト

2022年07月13日 23時59分10秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、名古屋で最後に観た映画は、「アルピニスト」でした。
この映画は、ドキュメンタリー映画だったので、有無を言わさず観ることに。
そうそう、2本目・3本目はセンチェリーシネマでしたが、また伏見ミリオン座へ移動。
それでも、この日最大の合間時間となったので、16時過ぎてやっと昼飯に辿り着ける。
昼ごはんなのか、夕ごはんなのか、よくわからないごはんをパルコ7階のラーメン屋で
食べて、おなかを満たして伏見ミリオン座へ。


内容は、断崖絶壁に命綱なしで挑む若き天才アルピニスト、マーク・アンドレ・ルクレールに
密着したドキュメンタリー。世界有数の岩壁や氷壁を、たったひとりで命綱もつけず登るという
クライミングスタイルの「フリーソロ」を貫いてきたマーク・アンドレ・ルクレール。名声を
求めない彼自身の性格から世界的な知名度はほぼ皆無だが、不可能とされていた数々の難所に挑み、
新たな記録を次々と打ち立てていく。そんな知られざる天才に、これまでクライミングを題材にした
ドキュメンタリー作品を数多く手がけてきたピーター・モーティマー監督とニック・ローゼン監督が密着。
雄大な自然を背景に、体力と精神力の極限に挑むマークの姿を、臨場感あふれる映像で映し出す。


冒頭から、映像が素晴らしく臨場感があり、高所恐怖症気味の自分には心臓に悪い映像だ。
若き無名の天才に気づき、密着を申し込む監督達。会ってみると彼は純真無垢で、心の底から自然を愛し、
クライミングを愛する若者だった。純粋にクライミングをすること意外に興味がないといった感じの彼の
性格が魅力的で、だからこそ天才的なアルピニストなのかもしれない。逆に普通の社会ではADHDという
感じであったが、親が彼の自由に生きさせてくれたので好きだったクライミングに早くから慣れ親しんだ
ということもあるのだろう。純粋無垢な彼が、難攻不落な山々をたった一人制覇していくさまは、もう何か
神々しくも感じるような気がした。自然と対話し、自分と対話し、極限状態で昇っていく。
ラストは悲しいものだった。そんなラストは受け入れがたいと思ってしまう。彼を知ったばかりだったのに。




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