![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/42/35838b1b7a981825416248e1bd5d54fe.jpg)
土曜日、「日本の巨大ロボット群像映像祭」<テレビでは見れなかった!監修者と見る映画版マジンガー>を
観た後に夕食を食べて、再び伏見ミリオン座に行って、映画を1本観ました。観た映画は、
「愛を耕すひと」です。この映画は、マッツ・ミケルセンが母国デンマーク開拓史の英雄を
演じた歴史ドラマ。デンマークの作家イダ・ジェッセンが史実に基づいて執筆した小説を
原作にした映画なので、事実に基いていると言えるので観ることにしました。
内容は、18世紀デンマーク。貧窮にあえぐ退役軍人ルドヴィ・ケーレン大尉は、貴族の称号をかけて
荒野の開拓に名乗りをあげる。それを知った有力者フレデリック・デ・シンケルは自らの権力が
揺らぐことを恐れ、あらゆる手段でケーレンを追い払おうとする。ケーレンは自然の脅威と
デ・シンケルの非道な仕打ちに抗いながら、デ・シンケルのもとから逃げ出した使用人の
女性アン・バーバラや、家族に見捨てられた少女アンマイ・ムスと出会い、家族のように
心を通わせていく。
かなり重いストーリーでした。荒野の開拓は確かに大変そうではあったが、本人的には
勝算があってのチャレンジなので、それに向かって端然と進めていく感じだが、
デ。シンケルの嫌がらせが酷い。これがなければスムーズに進んでいただろうと思う。
ケーレンも、色々と心痛めることもなかっただろう。昔故に身分が高ければ、少々の
理不尽はとおってしまう社会なのも恐ろしい。なんのための開拓なのか?とケーレン自身も
思う所があったのであろう。そんなラストシーン。何のために生きるのか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます