平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

聖なる犯罪者

2021年01月17日 23時57分27秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日、名古屋で4本観た映画の1本目は、「聖なる犯罪者」です。
この映画は実際の話に基づいているということで、即観ることに。
内容的ににも興味深いところがあったしね。
映画を一日で4本観るっていうのも、緊急事態宣言が解除されるまでは、
しばらくできなくなるなあ。いつになるやら・・・。
まあ、前回と違って映画観れるだけ良いけどね。


内容は、過去を偽り聖職者として生きる男の運命を描いたポーランド発の人間ドラマ。
少年院に服役中のダニエルは、前科者は聖職に就けないと知りながらも神父になることを夢見ていた。
仮釈放され田舎の製材所で働き始めた彼は、ふと立ち寄った教会で新任の司祭と勘違いされ、
司祭の代わりを命じられる。村人たちは司祭らしからぬダニエルに戸惑うが、
徐々に彼を信頼するようになっていく。数年前にこの土地で起きた凄惨な事故を知ったダニエルは、
村人たちの心の傷を癒やそうと模索する。しかしダニエルの過去を知る男の出現により、
事態は思わぬ方向へと転がっていく。


予告を観た時は、神父になってからも犯罪を重ねるのかとか神父という
立場を利用して犯罪をするのかとか思っていたが、そうではなく神父になってからは、
自分流ではあるが神父という仕事を必死にやっていくのではある。
少年院の頃から神父に憧れていた。ある意味神父という仕事に畏敬の念をもっている
主人公だけに、いかに人々の心を救おうか悩みもがく。本当の神父じゃない分、
型にはまった説教をするのではなく、自分の言葉や想いでなんとかしようとする。
そのぶん村人の心をとらえていくことになる。そんな中過去を知る男の出現で、
元に戻ってしまうことになるのだが、神父として必死さゆえにそこに狂気じみて
いるとおろもあってドキドキする。過去に起きた事件も彼の働きがあった故に
前に進むことができたが、この部分が事実に基づいているかどうかはわからないが、
事例として型にはまった教会への問題提起なのかもとか思ったりもした。












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