平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

HOKUSAI

2021年05月29日 23時59分54秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は朝一から映画を名古屋で3本、そして地元に帰って1本観ました。
最初には観たのは。「HOKUSAI」です。言わずと知れた葛飾北斎の伝記。
まあ歴史上の人物で伝記なので、一応事実に基づいている話。
何よりも葛飾北斎という題材が、興味津々なのですぐ観ることを決める。
案外、どんな一生を送っていたのかって知らないしね。


内容は、町人文化が華やぐ江戸の町の片隅で、食うこともままならない生活を送っていた
貧乏絵師の勝川春朗。後の葛飾北斎となるこの男の才能を見いだしたのが、喜多川歌麿、
東洲斎写楽を世に出した希代の版元・蔦屋重三郎だった。重三郎の後押しにより、その才能を
開花させた北斎は、彼独自の革新的な絵を次々と生み出し、一躍、当代随一の人気絵師となる。
その奇想天外な世界観は江戸中を席巻し、町人文化を押し上げることとなるが、次第に幕府の
反感を招くこととなってしまう。


青年期、老年期と分けてあるのが微妙といえば微妙か。でも北斎の生涯を描くと膨大な時間が
必要なので仕方なかったことなのかなあ。分けたことで、彼の生涯での重要事項はわかりやすく
ピックアップはされているが、逆に内容の深みといった部分では薄くなってしまった感じも
しないでもない。北斎というビッグネームの映画化なので、こちらの期待も勝手に大きくなって
いたこともあるかもしれない。歌麿や写楽といった他の絵師との絡みは、興味深かった。
歌麿とかは幕府に捕まってしまっていたりして、なかなかの弾圧があったことがわかった。
文化が発展して町人が力をつけることをいかに幕府が恐れていたかがよくわかる。
北斎も映画の中では直接は弾圧は受けている様子はないように思えるが、実際はどうだったのか
その辺がもうちょっと知りたかったかなあ。









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