先週の土曜日、和田アキ子のコンサートの前、午前中に伏見ミリオン座で映画を観ました。
診たのは、「父は憶えている」です。この映画は、監督が母国のインターネットニュースで
見つけた実話に着想を得て、出稼ぎ先のロシアで記憶と言葉を失い故郷へ帰ってきた父と
その家族を描いたヒューマンドラマ。ということで、事実に基づいているいえる映画ので
観ることにしました。
内容は、23年前にロシアへ出稼ぎに行ったまま行方がわからなくなっていたザールクが、
キルギスの村に帰ってきた。家族や村人たちは記憶と言葉を失った彼の姿に動揺するが、
そこにザールクの妻であるウムスナイの姿はなかった。周囲の心配をよそに、ザールクは
村にあふれるゴミを黙々と片付ける。そんなザールクに、村の権力者による圧力や、近代化の
波にのまれていく故郷の姿が否応なく迫る。
「父は覚えている」というタイトルから、何かをきっかけに劇的に記憶が戻ってくるのかと
思いきやそんなシーンはなく、ラストに記憶が戻ったのかもと匂わすくらいだった。淡々と
描かれている感じなので、余白を各自で読み取っていくしかない映画でもある。それが面倒な
方には眠くなるかもしれない。自分はといえば記憶が戻ってくる伏線はは、これか?これか?
深読みしていたら終わってしまった感じ。「父が覚えて」いたのは、23年前のキルギスだった
のかしらとか思ったりしてみたり。変わりゆくキルギスへの警鐘だったのか・・・。
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診たのは、「父は憶えている」です。この映画は、監督が母国のインターネットニュースで
見つけた実話に着想を得て、出稼ぎ先のロシアで記憶と言葉を失い故郷へ帰ってきた父と
その家族を描いたヒューマンドラマ。ということで、事実に基づいているいえる映画ので
観ることにしました。
内容は、23年前にロシアへ出稼ぎに行ったまま行方がわからなくなっていたザールクが、
キルギスの村に帰ってきた。家族や村人たちは記憶と言葉を失った彼の姿に動揺するが、
そこにザールクの妻であるウムスナイの姿はなかった。周囲の心配をよそに、ザールクは
村にあふれるゴミを黙々と片付ける。そんなザールクに、村の権力者による圧力や、近代化の
波にのまれていく故郷の姿が否応なく迫る。
「父は覚えている」というタイトルから、何かをきっかけに劇的に記憶が戻ってくるのかと
思いきやそんなシーンはなく、ラストに記憶が戻ったのかもと匂わすくらいだった。淡々と
描かれている感じなので、余白を各自で読み取っていくしかない映画でもある。それが面倒な
方には眠くなるかもしれない。自分はといえば記憶が戻ってくる伏線はは、これか?これか?
深読みしていたら終わってしまった感じ。「父が覚えて」いたのは、23年前のキルギスだった
のかしらとか思ったりしてみたり。変わりゆくキルギスへの警鐘だったのか・・・。
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