ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

ブレーメン番外編 パンツァーミュージアム

2016-09-30 20:57:14 | 


ブレーメンからハンブルグへの帰路に位置するパンツァーミュージアム
繰返してはならない戦争の遺物だけれど、少年時代に、田宮模型の1/35シリーズのミリタリーミニチュアシリーズに親しんだ記憶があれば垂涎の場所

鋼鉄の戦いのさまを物言わぬ戦車群が鮮烈に後世に伝えてくれます…

ミュージアムの扉をくぐって直ぐ目の当たりにするのは、中戦車のパンター

これ、後ろから覗くと、オイル漏れを受け止めるパンが床に置かれています

聞けば、定期的にエンジンに火入れをしているとの事で、素晴らしい保存状態に驚きを隠しきれません

初期の戦車は怪物の様相


このバイクも懐かしい…ツェンダップのサイドカーだ

水平対向エンジンのヘッド部分


機甲師団による電撃戦の様相を説明するパネルに釘付けになります


タイガーⅠ

弾痕も生々しく残る外観

側壁には対戦車砲の貫通痕が…


ケッテンクラードにパンツァーに装備されていた70口径75mm戦車砲の砲身


ヤークトパンサー

前面には幾多の砲撃痕が…


どんな砲撃があったのかを示す展示によれば、砲身下部の穴が貫通痕

傾斜装甲によって殆どの砲撃を跳ね返していた様子が分かります… よくこんな弾を跳ね返しながら戦ったものだ
驚きの側面装甲の厚さ…


別の型のヤークトパンサー

全高は非常に低い

ヤークトタイガーの写真… これの装甲は、もはや撃ち抜かれないだろうなあ


キュベルワーゲンにシュビムワーゲン





水陸両用車であるシュビムワーゲンのプロペラ駆動機構がよくわかります

4号戦車


そして…キングタイガー

真近で見るとその巨大さに圧倒されます





キングタイガーの横には対潜水艦砲を陸上転用して装備したストームタイガーも…

この大口径の砲身から巨大な迫撃砲が発射されたのか… 逆に異物が簡単に入りそうで心配になるねぇ…



エレファントと見間違えた自走砲


ソビエトの襲撃砲戦車SU-85

大型砲を装備したシャーマンにクロムウェルなど連合軍戦車も多数展示されています



戦後の戦車も年代を追うごとに多数展示
戦後のドイツ戦車はロシアの影響を色濃く残していたけれど、レオパルドの後期型からは、非常にオリジナリティを高く感じます




カットモデルも


赤とんぼにも似たこのバイクは…


屋外展示のレオパルド

この中に入ることが出来たのは驚き



最後に併設された売店でエナジードリンクを飲んで帰路につきます


あまり予備知識がなく訪れたけれど、新鮮な驚きが連続のパンツァーミュージアム…
本当に凄いものを目の当たりにしました 






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