goo

ワカシュウスミレ・1~奥高尾1

 奥高尾の山道で見掛けたスミレ。葉はヘラ形で特徴的な翼があるが花の奥を覗くと側弁の基部に毛が見えない。これはスミレの変種で「ワカシュウスミレ(若衆菫)」と呼ばれるもの。“若衆”とはまだ毛が生えていない子供という意味になる。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )

クサソテツ・1~新芽

 コウヤワラビ科(←クサソテツ科・オシダ科)クサソテツ属の「クサソテツ(草蘇鉄)」。日本各地の山麓や湿地などに生育するシダ植物で先端が広がる様子がソテツに似ていることから名付けられている。落葉性で春に栄養葉を伸ばすがその新芽は“コゴミ(屈)”として食べられる。
 ところで植物には人間には有毒なものが多く存在するが、シダ植物にも有毒なものがあるのだろうか。このコゴミやワラビ、ゼンマイなど普通に山菜として食べている。調べてみるとどうやら日本に生育するシダ植物には基本的に毒性は無いようだ。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )

メグスリノキ・1~雄花序

 高尾山“1号路”で見られる「メグスリノキ(目薬の木)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木で雌雄異株。この樹皮を煎じた汁が目薬になることから名付けられている。葉の展開とともに側芽から散形花序を出し淡黄色の花を付ける。写真は雄花序で雌花序の様子はこちら
コメント ( 10 ) | Trackback ( )