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モモイロキランソウ

 小山内裏公園外周の石垣に生えている「モモイロキランソウ(桃色金瘡小草)」。シソ科キランソウ属の多年草で写真の左側に見えるキランソウの花冠が青紫色なのに対して本種の花冠が赤みを帯びることから名付けられている。
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モモイロサギゴケ・1〜多摩ニュータウン通り

 多摩ニュータウン通り沿いの遊歩道に生育する「モモイロサギゴケ(桃色鷺苔)」。ハエドクソウ科(←ゴマノハグサ科)サギゴケ属の多年草で、ここでは普通のムラサキサギゴケの群落に混じって小さな群落を作っていた。隣のムラサキサギゴケと比べると色の違いがわかる。
 桃色と言うと最近は“ももいろクローバーZ”だが、私の世代は高橋真梨子さんのこの歌。

♪♪咲かせて 咲かせて 桃色吐息
  あなたに 抱かれて こぼれる華になる
  海の色に染まる ギリシャのワイン
  抱かれるたび 素肌 夕焼けになる
  ふたりして夜に こぎ出すけど
  だれも愛の国を 見たことがない
  さびしいものは あなたの言葉
  異国のひびきに似て 不思議
  金色 銀色 桃色吐息
  きれいと 言われる
  時は短すぎて
(『桃色吐息』
作詞:康珍化 作曲:佐藤隆 歌:高橋真梨子 昭和59年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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トウゴクサバノオ・2~アルビノ

 動植物では稀に組織の一部または全体が白くなるものがある。これは突然変異などの遺伝的な原因で生ずる“アルビノ(albino)”で、植物学では光合成色素を形成できない突然変異個体を言う。個体全体が白化すると独立栄養を得られないために内部の養分を使い切ってしまうと枯死してしまう。以前ギンランのアルビノ品種を見つけたが、1~2週間で枯れてしまった
 写真は「トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)」のアルビノ品種で本来緑色である葉が白く、淡黄色の花も白くなっている。写真左奥の葉は1枚の半分が白く半分が緑色になっている。おそらく他の正常な茎と同じ根に繋がっていると思われ“鯖の尾”のような果実も稔っている。
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