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ミドリタチツボスミレ・1~高尾山1号路

 今日は国民の祝日である“みどりの日”。平成元年(1989年)から平成18年(2006年)までは昭和天皇誕生日だった4月29日に当てられていたが、平成19年(2007年)以降は4月29日が“昭和の日”となり、“みどりの日”は“憲法記念日”と“こどもの日”に挟まれた5月4日に移動された。『自然に親しむとともにその恩恵に感謝し豊かな心をはぐぐむ』ことを趣旨としている。
 写真はスミレ科スミレ属の「ミドリタチツボスミレ(緑立坪菫)」。淡紫色のタチツボスミレに対して本種の花弁は緑色になっている。花はそもそも葉が進化してできたものだが、ミドリタチツボスミレは先祖返りしたとも考えられている。ミドリタチツボスミレの存在は数年前に長池公園のホームページで知ったが、ここ高尾山“1号路”でやっと実物を見つけることができた。
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クワガタソウ・1~日影林道

 奥高尾“日影林道”に生育している「クワガタソウ(鍬形草)」。オオバコ科(←ゴマノハグサ科)クワガタソウ属の多年草で花径は1センチほど。日本固有種で東北地方から近畿地方に掛けての太平洋側に分布し、やや湿り気のある場所に生育している。その名は果実が兜の前部に付ける前立物の“鍬形”に似ていることに由来している。
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タチイヌノフグリ・2~果実

 オオバコ科(←ゴマノハグサ科)クワガタソウ属の「タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)」。ユーラシア大陸~アフリカ原産の越年草で草丈は10~20センチ。春に茎の上部の葉腋に直径3~4ミリの小さな花を付ける。果実は蒴果で幅は4ミリほど。果実はハート形でその中に小さな種子が20個ほどある。
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