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シロバナジュウニヒトエ・1~比較

 長原芝緑地に毎年顔を出す「シロバナジュウニヒトエ(白花十二単)」。シソ科キランソウ属の多年草で通常のジュウニヒトエが薄紫色になるのに対して本種は純白になる。後方にジュウニヒトエがありその違いがわかる。ここでは白花が数株見られた。
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ジュウニキランソウ・1~自然交雑種

 シソ科キランソウ属の「ジュウニキランソウ(十二金瘡小草)」。ジュウニヒトエキランソウの自然交雑種で両者の中間的な形態をしている。茎が立ち上がらないものもあるがこれはジュウニヒトエに似て茎が立ち上がっている。ジュウニヒトエとキランソウが混生しているような場所に多く、写真の左後方にはジュウニヒトエ、右手前にはキランソウが見える。
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マツサカシダ・1~鹿島緑地

 イノモトソウ科イノモトソウ属の「マツサカシダ(松阪羊歯)」。公園情報で鹿島緑地に生育すると知ったが、去年から何度も藪漕ぎをしてやっと見つけることができた。紀伊半島に自生していたものを伊勢松阪の植木屋が栽培して拡がっていったと言う。図鑑では“マツザカシダ”と表記されているものがあるが、名の由来の松阪市は“まつさかし”と濁らないので、ここでも濁らずにマツサカシダとしておこう。栄養葉の長さは20センチほどで頂羽片と1~3対の側羽片からなる。写真は羽片がいくつか枯れ落ちているので盛期にまた観察したい。
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