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ワニグチソウ・1~開花

 キジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)ナルコユリ属の「ワニグチソウ(鰐口草)」。神社仏閣の軒下に吊るされている“鰐口”という金属製の平らな鈴に見立てて名付けられている。花の長さは3センチほどで先端は6裂し少し反り返る。ワニグチソウの苞は通常は2枚だが写真のものは3枚見える。これは下柚木“大学セミナーハウス”付近のもの。
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タカオワニグチソウ・1~奥高尾

 ワニグチソウとナルコユリ(ミヤマナルコユリ)の交雑種の「タカオワニグチソウ(高尾鰐口草)」。キジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)ナルコユリ属の多年草で高尾山で最初に発見されたことで名付けられている。ワニグチソウとナルコユリのどちらかの特徴を引き継ぎその中間的な形態になる。葉は披針形でナルコユリに近く苞があるのはワニグチソウを引き継いでいる。ネット検索では苞は3枚で反り返るとか、花筒は細いとか、葉が波打つなど色々な情報があるが、ワニグチソウでも苞が3枚のものもあり、やはり交雑によって個体差も色々あるのだろう。とりあえず写真はタカオワニグチソウとしておこう。これは奥高尾のもの。
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オカオグルマ

 キク科オカオグルマ属の「オカオグルマ(丘小車)」。陽当たりの良い草地や田の土手などに生育する多年草。同属のサワオグルマ(沢小車)が湿地に咲くので本種は乾いた場所と思いがちだが、これもやはり適度な水気があるところを好む。草丈は30~50センチで花径は2.5~3センチ。これは鑓水の野原のもの。
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