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アリアケスミレ・2~群生

 東京都立大学キャンパスの“サル山”に大群生している「アリアケスミレ(有明菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で花色が有明の空のように変化に富むことから名付けられている。ここにはアリアケスミレとノジスミレが競い合って拡がっている。
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ヤドリギ・2~果実

 南浅川のサクラに寄生している「ヤドリギ(宿り木)」。ビャクダン科(←マツグミ科)ヤドリギ属の半寄生常緑低木で雌雄異株。エノキ、クリ、アカシデ、サクラなどが宿主になる。花期は3~4月で果実は秋に見える。この株では雌花が見られたが去年の果実がまだ少し残っていた。果実は直径8~9ミリで表面には褐色の斑点がある。写真では下部の斑点が本来のものでその中心は柱頭の跡になりその周りの4つは花被片が落ちた痕になる。上部の2点は傷が付いたのだろう。眺めていると不思議な顔に見えてきた。
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アマナ・2~小山田端自然公園

 ユリ科アマナ属の「アマナ(甘菜)」。早春に細長い葉の間に白い花を咲かせる。花被片は6枚で背面には薄紅色の筋が入る。陽が当たると良く開くが曇っていると花被片は閉じ気味で下を向いている。その名は球根に甘みがあり食用になることに由来しているがこれは小山田端自然公園のもので採って食べるわけにはいかない。
 甘い話題が出たので少し脱線。世はスイーツブームで先日の『出没!アド街ック天国』でも南大沢のスイーツ店がいくつか紹介されていた。ところで“甘味処”は『かんみどころ』か『あまみどころ』か、皆さんはどのようにお読みだろうか。本来の正しい読み方は『あまみどころ』で『かんみどころ』は甘味料(かんみりょう)の読み方が影響したのだろうか誤読されている。しかし言葉は生き物で今は『かんみどころ』でも必ずしも間違いではないと変化しつつある。
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