goo

イトツメクサ・4~長池見附橋

 長池見附橋の敷石の隙間に生育している「イトツメクサ(糸爪草)」。ナデシコ科ツメクサ属の越年草でヨーロッパ原産。昭和17年(1942年)に広島県で発見されその後各地で帰化が確認されている。花弁は無く外側の緑色のものが4枚の萼片。その内側は果実を包む外皮で中に見える白い糸状のものは蕊ではなく種子が付いていた柄の名残りになる。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )

ヒメスミレ・4~別所地区

 別所地区の駐車場に拡がっている「ヒメスミレ(姫菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で草丈は5~6センチ。スミレと同じような濃紫色だがスミレよりはずいぶん小さい。ここは住宅地の中の駐車場で砂利が敷き詰められ植物はほとんど見られないが、競争相手のいないこういう場所を選んで群生を作っている。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )

バッコヤナギ

 九兵衛坂公園北交差点付近の道端で見掛けた「バッコヤナギ(跋扈柳)」。ヤナギ科ヤナギ属の落葉小高木で雌雄異株。シダレヤナギやネコヤナギなどは川沿いなど湿った場所を好むが、バッコヤナギはやや乾燥した山地に生育するので「ヤマネコヤナギ(山猫柳)」とも呼ばれている。漢名の“跋扈”とは、欲しいままに振る舞うとかのさばるという意味だが、本種は“婆っこ”や“ベコ(牛)”から転訛したようだ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )

ミッキーマウスノキ・2~冬芽

 長池公園“自然館”中庭で育てられている「ミッキーマウスノキ」。熱帯アフリカ原産の常緑低木だが温帯では冬には落葉する。オクナ科オクナ属で正式名は「オクナ・セルラタ(Ochna serrulata)」。花期は4~5月で花後の赤い花床と黒い実がミッキーマウスの顔に似ていることから名付けられている。写真は冬芽で長さ5ミリほど。茎は細く白い斑点に覆われている。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )