goo

ニオイタチツボスミレ・2~下柚木

 下柚木の雑木林で見つけた「ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)」の群生。当地では長沼公園や堀之内など何ヶ所かでニオイタチツボスミレを確認しているがこれほど大きな群生は初めて見た。当然ながら跪いて鼻を近づけると爽やかなバイオレットの香り。まさに名前の通りの花だ。植物観察初期の頃、この香りを認識できずにニオイタチツボスミレはそれほど匂わないと思っていたが、最近は常に香りを感じる。
コメント ( 18 ) | Trackback ( )

タチツボスミレ・1~栃本尾根

 長沼公園“栃本尾根”の道端に咲く「タチツボスミレ(立坪菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で日本でごく普通に見られる種。スミレは地上茎があるものと無いものに大きく分類されるが、本種は地上茎があるタイプ。咲き始めは地上茎が目立たないが次第に茎が斜上していく。基部には特徴的な櫛の歯状の深い切れ込みがある托葉が付いている。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )

オオシマザクラ・2~満開

 下柚木郷戸緑地付近の遊歩道で満開になっていた「オオシマザクラ(大島桜)」。バラ科サクラ属の落葉高木で伊豆諸島や房総半島に自生しておりこの葉を塩漬けしたものが桜餅に利用されている。オオシマザクラの咲き初めは純白だが、散り際にはアントシアニンの影響で花の中央部分がほんのり紅色に変化する。写真では一輪だけ赤くなっている。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )