元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ネコノメソウ・1~奥高尾
奥高尾の湿った山道で咲き始めた「ネコノメソウ(猫の目草)」。ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で北海道~本州の山地に分布している。花径は2~3ミリで萼裂片は直立し花弁は無い。ネコノメソウの名前は果実が裂開した様子が“猫の目”に見えることに由来している。ネコノメソウの葉は対生に付く。
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カツラ・5~雌花
カツラ科カツラ属の「カツラ(桂)」。北海道~九州に分布する落葉高木で秋の落葉時に甘い香りを漂わせる。その名は“香出る(かずる)”に由来している。ちなみに中国名の桂はモクセイ(木犀)を指しているので、香る木としてどこかで誤解があったようだ。雌雄異株で写真は雌花の様子。花弁も萼片も無く苞に包まれた赤い雌蕊が数本伸びている。これは上柚木公園のもの。
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