goo

ウリカエデ・4~上柚木公園

 上柚木公園の遊歩道脇に生育している「ウリカエデ(瓜楓)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉小高木で幹が緑色を帯びて縦に筋が入るのをウリの実に見立てている。写真は花径7~8ミリで柱頭が2裂した雌蕊と8本の雄蕊がある両性花。結実するとカエデ属らしいブーメラン型の翼果が出来る。図鑑などではウリカエデは雌雄異株と表記されているが、株によっては両性花と雄花が異株になるものと同株のものがあるという。カエデ属には性転換の変異が多いようで、以前同属のウリハダカエデの同じ株に雌花と雄花があるのを見ている。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )

シロバナフデリンドウ・2~高尾山

 リンドウ科リンドウ属の「シロバナフデリンドウ(白花筆竜胆)」。基本種は花冠が薄紫色だが本種は白い。草丈は4~5センチで花径は7~8ミリ。花冠は5裂しその間に小さな副裂片がある。これは咲き初めで後方には蕾が見える。去年は下柚木の林縁で見つけたが今年は高尾山のもの。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )

ネジキ・4~芽吹き

 長沼公園“栃本尾根”に生育している「ネジキ(捩木)」。ツツジ科ネジキ属の落葉小高木で芽吹きの頃は枝の赤みが強くなる。春の暖かさで向き合っていた冬芽の2つの芽鱗が割れて中から葉が見え始めている。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )