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コチャルメルソウ・2~開花

 ユキノシタ科チャルメルソウ属の「コチャルメルソウ(小哨吶草)」。早春に高さ20~30センチの花茎を伸ばし数個の花を付ける。萼裂片は5個あり花弁は5本の魚の骨状になる。開花すると後方に反り返る。早春にこの花を見つけるのが楽しい。これは裏高尾のもの。
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ヤマザクラ・2~開花

 小山内裏公園で咲き始めた「ヤマザクラ(山桜)」。バラ科サクラ属の落葉高木で東北~九州地方に広く分布している。早春に葉の展開とともに花を咲かせ花期はソメイヨシノよりも長い。江戸時代後期に拡がったソメイヨシノの前は、このヤマザクラが花見の対象だった。日本固有種で奈良県吉野山の桜はほとんどがこのヤマザクラになる。ヤマザクラ以前の日本人の花見は“梅”だった。
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シロバナカタクリ・2~開花

 ユリ科カタクリ属の「シロバナカタクリ(白花片栗)」。カタクリは通常は淡赤紫色だが稀に白花の変異種が生まれることがある。その確率は数万本~数十万本に1本ということだが実際に数えたわけではないだろう。花被片の基部には褐色の斑紋がある。全草の色素が抜ける“アルビノ”とは異なるようだ。これは小山田端自然公園のもの。
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