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ルイヨウボタン・1~開花

 メギ科ルイヨウボタン属の「ルイヨウボタン(類葉牡丹)」。草丈は50~60センチの多年草でボタンの葉に似て(=類葉)切れ込みがあることから名付けられている。花期は4~6月で花径は8~12ミリ。外萼片は3枚で開花時には落ちる。写真では右側の蕾に外萼片が見える。花弁のように見える内萼片は黄緑色で6枚ありその基部に小さな花弁が6枚ある。これは多摩森林科学園のもの。
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コゴメヤナギ・3~果実

 ヤナギ科ヤナギ属の「コゴメヤナギ(小米柳)」。“小”の名があるが葉が小さいという意味で樹高は20メートルにもなる落葉高木。その葉は長さ4~7センチ、幅1センチほどでシダレヤナギよりも小さめ。雌雄異株で写真は雌花序。果実が弾けて綿毛が見え始めている。ヤナギの花後に白い綿毛の付いた種子が飛び漂い雪が舞うように見える様子を“柳絮(りゅうじょ)”と呼ぶ。“絮(じょ)”とは真綿のことで“柳絮”は春の季語になる。写真の状態では柳絮とは呼びにくい。これは愛宕小学校付近のもの。
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アメリカスズカケノキ・1~雄花序

 乳母ヶ谷公園付近の道路に植栽されている「アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木)」。樹の下には“プラタナス”のプレートが置かれているが葉や樹皮の様子から私はこれをアメリカスズカケノキと判断している。雌雄同株雌雄異花で写真は雄花序。花糸と先端に葯がある棒状のものが花粉を出し半分以上落ちて終盤になっている。アメリカスズカケノキはスズカケノキ科スズカケノキ属の落葉高木。
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ショウジョウバカマ・3~果実

 シュロソウ科(←ユリ科)ショウジョウバカマ属の「ショウジョウバカマ(猩々袴)」。北海道~九州に分布する常緑多年草で3~4月に淡紅色の花を咲かせる。写真は蒴果で3つに分かれ膨らんでいる。花被片は花後も長く残っている。
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