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ミヤマキケマン・1~奥高尾

 奥高尾“日影林道”に咲く「ミヤマキケマン(深山黄華鬘)」。ケシ科キケマン属の越年草で草丈は20~30センチ。茎先に7~8センチの総状花序を付け長さ1.5~2センチの黄色い長細い花を多数咲かせる。深山の名が付くが近畿地方以東の山地で普通に見られる。
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セイヨウバクチノキ・1〜開花

 バラ科バクチノキ属の「セイヨウバクチノキ(西洋博打の木)」。ヨーロッパ南部~西アジア原産の常緑小高木で樹高は5~6メートル。当地では数ヶ所に植栽されているが今まで花を見たことが無かった。花期は4~5月でウワミズザクラのような穂状の花序を出して小さな花をたくさん咲かせる。“博打”とは奇妙な命名だが在来種のバクチノキの樹皮が剥がれ易く、博打打ちが勝負に負けて着ぐるみ脱がされる姿に見立てている。本種の樹皮はバクチノキのようには剥がれない。常緑の葉はタラヨウなどと同じく葉の裏に字を書くと表に黒く浮き出てくる。ちなみにバクチノキの花期は9月頃になる。これは多摩森林科学園のもの。
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ジュウニヒトエ

 平山城址公園の遊歩道で見つけた「ジュウニヒトエ(十二単)」。シソ科キランソウ属の多年草で小花が重なって立ち上がる様を、昔の女官の十二単に見立てている。ジュウニヒトエは一株に5~10本程度の花序を立てているのを良く見るが、これほどの大群生は初めて見た。
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アコウグンバイ・1~中山地区

 中山地区の水路に群生している「アコウグンバイ(あこう軍配)」。アブラナ科マメグンバイナズナ属の多年草で西アジア~南ヨーロッパ原産。Part5ではベンケイナズナとして掲載していたが当地の専門家の調査によりこれはアコウグンバイと訂正された。果実の様子に特徴があるようなのでできればそれを観察したい。
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