元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ノミノフスマ
宮嶽谷戸の休耕田に咲いている「ノミノフスマ(蚤の衾)」。ナデシコ科ハコベ属の一年草もしくは二年草で田畑の縁や荒れ地に生育している。草丈は10~20センチで花径は7~8ミリ。花弁は10枚あるように見えるが1枚の花弁が大きく切れ込んでいるため。春の七草のハコベにそっくりだがハコベの茎には毛が多く本種は全体に無毛になる。小さな葉を蚤の布団(衾)に見立てている。
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ノミノツヅリ
打越町の“多摩丘陵”バス停付近の道端に咲く「ノミノツヅリ(蚤の綴り)」。ナデシコ科ノミノツヅリ属の一年草もしくは二年草で乾燥した道端や荒れ地に普通に生育する。直径は5ミリほどの5弁花で草丈は10~15センチ。アスファルトの隙間などで踏まれながらも放射状に茎を伸ばしている。葉は長さ3~7ミリで対生しその様子を蚤の綴り(=布切れを繋ぎ合わせて作った粗末な衣服)に見立てている。
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ミッキーマウスノキ・3~花芽
オクナ科オクナ属の「ミッキーマウスノキ」。固かった冬芽が展開し始めるとすぐに花芽も見えてきた。直径はわずか3~4ミリで枝先の葉は1.5センチほど。このあと直径2センチほどの黄色い花が咲く。見逃さないようにしよう。
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