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野鳥・47~アオジ雌1

 長池公園“里山”の野道を歩いている「アオジ(青鵐・蒿雀)」。体長15~16センチで主に地上で草の種子などを食べる。アオジはホオジロ科ホオジロ属の漂鳥で中部地方以北の山野に生息し冬には関東地方以西の積雪の無い低地に移動してくる。写真は目の周りが黒くなく頭部は淡い緑色なのでこれはメスだろう。オスは目の周りが黒く頭部の緑色はもっと濃い
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マツグミ・1〜果実

 マツグミ科マツグミ属の「マツグミ(松茱萸)」。マツやツガなどの常緑樹に根を下ろす半寄生常緑低木で雌雄異株。関東地方以西の山地に生育している。花期は7~8月で果実は翌年の4~5月に赤く熟す。果実は野鳥に食べられ排泄されることによって種子が散布される。種子の周りには粘液質があり樹の枝に付着する。ヤドリギは落葉樹に寄生することが多く冬には良く目立つが、マツグミは常緑樹を宿主にしてかつ高い枝にあることが多いのでなかなか目立たない。写真はモミかカヤの高木の枝に付いた株を望遠レンズで撮ったもの。葉身は3~4センチで細長く先端は丸い。果実は直径5ミリほどの球形で写真中央やや下に緑色の若い果実が数個見えるのでこれは雌株。
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