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野鳥・46~ルリビタキ雌1

 長池公園“ながいけの道”で見掛けた「ルリビタキ(瑠璃鶲)」。ヒタキ科ルリビタキ属の漂鳥で日本では北海道、本州や四国の高地で繁殖し、冬は関東地方以南の山地や低地の林で越冬する。体長は14~15センチで写真はメス。頭から背中に掛けてはオリーブ色掛かった褐色で腹部は白く脇腹はオレンジ色になる。尾羽に辛うじて瑠璃色が確認できるがオスは頭部から背中や尾羽まで鮮やかな瑠璃色になる。そのオスを見てみたいが偶然遭遇するのは難しそうだ。
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ウスゲクロモジ

 クスノキ科クロモジ属の「ウスゲクロモジ(薄毛黒文字)」。関東地方以西の山地に生育する落葉低木で「ミヤマクロモジ(深山黒文字)」とも呼ばれる。ケクロモジは葉に短毛が密生しビロード状になるが、ウスゲクロモジは葉の表面に短毛が無い変種。クロモジは葉の表面は無毛で裏面の葉脈が隆起しないが、本種はケクロモジと同じようにはっきりと隆起する。次はその様子を確認しよう。これは多摩森林科学園のもの。
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