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野鳥・40~ガビチョウ1

 小山内裏公園の藪でゴソゴソ音がする。近づくと枯れ葉の下を突いていた「ガビチョウ(画眉鳥)」がいた。チメドリ(知目鳥)科ガビチョウ属の留鳥でペットとして輸入されたものが今では関東地方以西の低山や河原などに定着している。里山のツグミやシロハラなどの生態系に影響を与えるとして外来生物法で“特定外来生物”に指定しており“日本の侵略的外来種ワースト100”にも指定されている。体長は20~25センチで目の周りとその後方に白い紋様がある。
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イワタバコ・4~越冬芽

 イワタバコ科イワタバコ属の「イワタバコ(岩煙草)」。山地の沢沿いの岩場などに生育する多年草でその葉がタバコに似ていることから名付けられている。花期は6~7月で葉腋から散形花序を伸ばし直径1~1.5センチの淡紅色の花を咲かせる。晩秋には果実が稔り地上部が枯れるが、その後縮んだ新葉が出て越冬する。写真は越冬芽で直径は5~6ミリ。表面はシワシワで“脳”のようにも見える。この状態で寒さを凌ぎ暖かくなると皺が伸びて大きな葉に成長する。これは裏高尾“蛇滝道”のものだがこの日はこれを撮るためにトレーニングがてら往復40キロをeバイク(電動自転車)で漕いできた。
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