元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
セイヨウボダイジュ
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お釈迦様がその下で悟りを開いたという“菩提樹”はクワ科のインドボダイジュ(印度菩提樹)で本種とは全く違う仲間。仏教がインドから伝わった中国では耐寒性が弱いインドボダイジュが無く、葉の様子が似ているシナノキ科の樹に“菩提樹”の名を付けたと言われている。
平成5年に日本からドイツに桜の苗木が贈られデュッセルドルフ市のライン川沿いに植樹された。その返礼として平成10年に独日文化交流育英会を通じて八王子市に菩提樹の苗木88本が贈られ、八王子駅前、市役所前、商工会議所前やこの公園にも植えられた。セイヨウボダイジュは「セイヨウシナノキ(西洋科の木)」や「リンデンバウム(Lindenbaum)」とも呼ばれている。
♪♪リンデンバウムの 大きな幹に
愛の言葉を 彫ってきた
リンデンバウムの みどりの木陰
忘れな草が咲いていた
つの笛がわたる 夕べの空
ふたりの愛の星が のぼってくる
私の好きな 好きな人
私の甘い口づけ あなただけに
(『リンデンバウムの歌』 作詞:岩谷時子 作曲:山本直純
歌:梓みちよ 昭和39年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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