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ヒマラヤスギ・6~種子

 マツ科ヒマラヤスギ属の「ヒマラヤスギ(喜馬拉耶杉)」。秋に熟す球果は外側の果鱗から剥がれていく。果鱗は干し椎茸のような“苞鱗”とその内側に種子と薄い膜から成る“種鱗”とに分かれる。果実が熟すと重さのある“苞鱗”は樹の真下に落ち、軽い“種鱗”は落ちる際に“苞鱗”から離れ風に乗って散布される。写真の上部の4枚の“苞鱗”の先端には種子が収まる窪みが見える。左から2つ目の“苞鱗”の上に2つの“種鱗”を置いてみたが種子はその窪みにピッタリと納まるサイズ。写真の下部には薄い膜が取れた種子が見える。これは大塚公園のもの。
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ヤドリギ・7~小山内裏公園

 小山内裏公園“戦車道路”のケヤキに寄生している「ヤドリギ(宿り木)」。ビャクダン科(←マツグミ科)ヤドリギ属の常緑低木でエノキやサクラなどに寄生する。これは10メートル以上の高い枝にあるので間近では見られないが春の日差しにたくさんの果実が輝いて見えた。
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