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野鳥・144~ジョウビタキ雄4

 長池公園“よこやまの道方面口”のフェンスに止まった「ジョウビタキ(尉鶲)」。ヒタキ科ジョウビタキ属の冬鳥で中国東北部やバイカル湖周辺で繁殖し越冬地の日本では積雪の無い平地から低山などで見られる。オスの頭部は銀白色で顔は黒く腹部は赤茶色になる。オスもメスも翼に白い斑があり、これを着物の紋に見立てて「モンツキドリ(紋付鳥)」とも呼ばれている。何度もお辞儀をしてくれるのでなかなか礼儀正しい野鳥ではある。
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セッコク・8~冬芽

 ラン科セッコク属の「セッコク(石斛)」。東北地方以南の暖温帯の樹木や岩の上に着生し5~6月に直径3センチほどの白~淡紅色の花を咲かせる。高尾山では1号路や6号路などでスギの高い枝に着生しているのが見られる。去年、これが庭で見られないものかと思い近所の花屋さんで取り寄せてもらい4株を庭のソメイヨシノに縛り付けた。南向きの庭は直射日光が当たり夏の間は日除けを付けていたが秋には細い根が何本か樹皮に着生しているのが確認できた。写真はバルブの先端に出来た冬芽で長さは1~1.5ミリほど。おそらくこれが花芽だろう。
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ウチワタケ

 清水入緑地の林内の枯れ木に発生している「ウチワタケ(団扇茸)」。タマチョレイタケ(玉猪苓茸)科ツヤウチワタケ属のキノコで広葉樹林内の枯れ木に発生する。表面には鮮やかな環紋を表し切り株の年輪のような模様になり縁は波を打っている。カワラタケのようにも思えたがウチワタケと判断した。
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