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野鳥・145~イソヒヨドリ3

 城山高校付近の歩道橋に止まっていた「イソヒヨドリ(磯鵯)」。ヒタキ科イソヒヨドリ属の留鳥でヒヨドリに似ていて海岸の崖地などで見られることからその名がある。ここは海から30キロ以上ある内陸だが、イソヒヨドリは近年は内陸の都市部でも良く見掛けられており、ビルの屋上や人口構造物などに営巣しているという。ヒヨドリはヒヨドリ科であり磯鵯とは無関係。ヒタキ科のジョウビタキやルリビタキはたびたびピョコンとお辞儀をするがこのイソヒヨドリもきちんとお辞儀をする。
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カワヅザクラ・5~開花3

 バラ科サクラ属の「カワヅザクラ(河津桜)」。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種と推定されている落葉高木で、昭和30年に静岡県河津町で偶然発見されその後の調査で新種とわかり昭和49年に命名された。早咲き品種で当地では1月中旬から咲き始めている。今冬は暖冬とは言えこのところ寒い日が続いていて一昨日は高尾山では雪が積もった。東京は冷たい雨だったがここ小山内裏公園“戦車道路”脇に植栽されている数本のカワヅザクラはそれぞれ1~2輪の花を咲かせていた。
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イカダカズラ・2~果実

 オシロイバナ科イカダカズラ属の「イカダカズラ(筏葛)」。熱帯アメリカ原産のつる性常緑木本で、1768年にブラジルで発見したフランス人の探検家ブーガンヴィルに因み「ブーゲンビレア(Bougainvillea)」と呼ばれている。沖縄などでは良く見られるが耐寒性があり最近は東京の街中でも時々植栽を見掛ける。4~11月に赤紫色の苞に包まれた花を咲かせるが苞はすっかり色褪せている。果実は痩果になるが種子は出来にくくこの果実も中身は空の“粃”だった。
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