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ユクノキ・8~冬芽

 大戸緑地で見られる「ユクノキ」。マメ科フジキ属の落葉高木で関東地方以西の山地に分布している。樹高は15~20メートルで数年に一度6~7月に枝先に円錐花序を出し長さ2~3センチの白い蝶形花を咲かせる。写真は冬芽で長さ7~8ミリ。褐色の毛に覆われた裸芽になる。冬芽は葉が残っている間は見えず葉柄が落ちると現れる“葉柄内芽”になる。
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野鳥・151〜キセキレイ6

 女子アイスホッケーの“スマイルジャパン”(世界ランク7位)が最終予選でフランス(同12位)、ポーランド(同20位)、中国(同14位)を次々に下しミラノ・コルティナ冬季オリンピック全種目の中で日本勢の五輪切符獲得第1号となった。アイスホッケーは“氷上の格闘技”とも呼ばれその激しくスリリングなゲームは瞬きするのも許されないほど見ていて夢中になる。
 映画『明日に向かって撃て!』(1969年)や『スティング』(1973年)で有名なジョージ・ロイ・ヒル監督が1977年にポール・ニューマンを主演にした痛快スポーツコメディー『スラップ・ショット』(1977年)を公開したのを思い出す。
 私が小学生の時は毎冬に神奈川スケートリンク(現:横浜銀行アイスアリーナ)や川崎ミススポーツセンター(現:チネチッタ)でアイススケートを経験していたが、それから20数年後には軽井沢屋外スケートセンター(2009年閉鎖)で当時小学生低学年だった子供達と400メートルリンクを何周か滑った記憶がある。しかしいずれもシューズはエッジの先端にギザギザがある初心者用で止まり易く、小回りや後進ができるホッケー用はとても使いこなせなかった。試合では女子選手が氷上をものすごい速さで激しく動き回る姿は驚きでしかない。
 さて写真は長池公園“姿池”。連日の冷え込みで薄く氷が張っているが、その上をチョコチョコと器用に歩き回っている「キセキレイ(黄鶺鴒)」がいる。セキレイ科セキレイ属の留鳥もしくは漂鳥で九州以北のほぼ全国に分布している。体長は20センチほどで胸から腹に掛けて黄色い。以前、東京薬科大学“たにしヶ池”日本工学院八王子キャンパス貯水池で氷上のキセキレイやハクセキレイを見たことがあるが、セキレイの仲間はアイススケートが私より上手だ。
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ケヤキ・3~街路樹

 野猿街道は「ケヤキ(欅)」の街路樹が続いている。ケヤキはニレ科ケヤキ属の落葉高木で北海道~九州の山地や丘陵に自生しており樹形が整うことから街路樹や公園樹として多く利用されている。江戸時代には橋梁や船などに利用されたため徳川幕府はその植栽を奨励したという。また樹高は30メートルを超えるほどになり各地でご神木とされているものも多い。
 街路樹として植栽されているものは定期的に剪定されるが写真がその姿。大きくなり過ぎると電線に支障をきたしたり最近は落枝による死亡事故も発生しており剪定は止むを得ないが何とも可哀相な姿ではある。
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