ブラジルマニア オ・ペイシ 名古屋サンバ 沖縄サンバ

沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

カーニバルの地図で家庭訪問

2006-04-15 | 沖縄サンバ
 4月。新学年になり、今日は、息子の家庭訪問でした。この時期になると、毎年、2LDKのマンション住まいの我が家は、一年に一度の大掃除をします。何しろ、家中、カーニバルの衣装が釣り下がっていて、衣装に頭をぶつけてしまうのですから。

 しかし、今年はもう片付けようがないほど荷物が増えてしまい、掃除もあきらめました。家庭訪問はどうするか? 飲食店の強みで、先生には、お店に来てもらうことにしました。

 自宅でなくて、店でもいいか、担任の先生に手紙で尋ねてみようと、白い紙を探していたら、ちょうどいいものが出てきました。去年の沖縄サンバカーニバルで、チームのNさんが作ってくれた、カーニバル参加者向けの地図です。

 息子の小学校は、パレードコースのすぐ近く。そして、カーニバルの集合場所のオ・ペイシもその地図には、しっかりマークされています。その地図をそのまま先生に渡して、この場所に来てもらってもいいですか? と強引にお願いしました。

 毎年、家庭訪問の前日は、徹夜で家の片付けをしていましたが、今日は楽々。担任の先生も衣装が今にも落ちてきそうな部屋でなく、家よりは数倍整頓された店での「家庭」訪問で、気持ち、リラックスしてお話をしてくれたように思いました。
  
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嘉手納基地でポルトガル語レッスン

2006-04-14 | ブラジル
 今日は、小学3年生の息子を嘉手納基地へポルトガル語のレッスンに連れて行きました。週に1度、わずか1時間のレッスンなのですが、基地内に入るまでの手続きが煩雑で、運転免許証、車検証、強制保険、3000万円以上の任意保険、といつも4点の書類を見せなくてはなりません。その上、基地内に住む人本人が一緒に手続きをして付き添わなければならない、という非常に大げさな儀式があって、はじめて基地内に入るのです。

 息子もこのややこしい手続きに「飛行機に乗るみたいだね」。空港の入管と同じですよね。

 一度など、車の書類が足りなくて、車をわざわざ基地の敷地外まで移動させ、徒歩で入った、ということもありました。

 まあ面倒ではありますが、基地がなければ、息子の先生も沖縄にいないわけですから、あまり文句も言えません。この5年間、先生はみんな、基地関係の奥さんで、最初の先生は浦添のキンザーでした。その先生がアメリカへ帰国して、今度はフォスターに勤めるブラジル人の奥さんに習い、その先生が今、出産でお休みなので、先月から嘉手納基地の先生になったわけです。

 息子はブラジル国籍をもっているので、ポルトガル語を身につけさせたい、と思うのですが、当の本人は、レッスンの当日にあわてて宿題をやっているという始末です。
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ノン・ストップ サンバ

2006-04-12 | サンバ
 私がやっているサンバのレッスンやワークショップは、1時間から1時間半の間、音楽を止めることなく、ほぼノン・ストップで体を動かしています。

 初めてレッスンに来た人は、「え~まだ続くの!」と内心思いながら踊っているそうです。これはキツすぎる、せめて水を飲む間が欲しい、という声もあるので、たまに反省をするのですが、ノン・ストップでやるにはわけがあります。

 サンバはマラソンと同じで、一度休むと、それまでせっかく作り上げたペースがくずれてしまいます。さらに、体力的にきつい、と思うと、どうしたら、楽に踊れるか、体が自分で考えるようになるのです。

 サンパウロのカーニバルの練習に出ると、私も顔は笑っていても、1コーラスが終わるたびに、あ~今度こそ、曲が終わらないかと心から願っています。特にこれが、バテリアの先頭で踊っているときは、後ろの太鼓は続く、観客は見ている、バテリアの指揮者は鬼のようにいつも怒っている、と踊りをやめたくても、逃げ場はどこにもありません。

 これ以上踊り続けるのはもう限界だ、とクーラーもなく、大勢の人で窒息しそうなクアドラ(練習場)で何度思ったことでしょう。

 しかし、この練習を10回もすると、体がどんどん楽になっていき、このまま明日まで踊り続けられる、というくらい余裕が出てくるのです。不思議ですが、本当にそうなのです。

 だから皆さん、練習中に休み時間を作らない私を恨まないでください。苦あれば、楽あり、なのです。

 
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サントス優勝!!

2006-04-11 | ブラジル
 昨日、サントスFCがパウリスタ杯で優勝を決めました。試合そのものも面白かったですが、私がじっくり見たのは、テレビの中継で写る応援席の様子です。何しろそこには、私たちのサンバ仲間が全員揃っているのですから。
 
 我が家が10年前から参加しているサンバチームの1つが、サントスの応援団です。応援団のバテリア(打楽器隊)を指揮っている兄ちゃんやポルタ・バンデイラ(旗持ち)の女の子がスタジアムで熱狂している姿が写っていました。
 ほんの1カ月前まで一緒にサンバをしていた仲間の姿を沖縄のテレビで見るとは・・・。
 
 カーニバルの1週間前の日曜日には、正にこのサントスの球場の入口で、私たちもサンバをしていました。名誉なことに、今年も私は、このチームの王室のメンバーだったので、この日もバテリアの前で踊り、大勢のサントスファンに今年のサンバを見てもらいました。
 その球場で、昨日、優勝が決まったわけです。
 
 サントスの応援コール「サ~ント~ス!」がわずか1カ月しかたっていないのに、テレビを通して見ると、何とも懐かしく響いていました。

 優勝の喜びを誰かと分かち合いたい、と思いましたが、沖縄にサントスファンは我が家以外にいません。サントス応援団の主要メンバーの女の子で、サンバも一緒にしていた女の子が浜松にいるので、電話をしてみました。浜松のブラジル人コミュニティには、サントスファンがかなりいるようで、今日はちょっとした祝賀会をやったそうです。

 今週の土曜日の午後、オ・ペイシではブラジル人を集めたフェスタをやります。そこでサントスの優勝を一緒に喜んでくれる人を見つけ出そうと思います。
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台風ストリップバーへ

2006-04-10 | ブラジル
 またしても台風がやって来ました。
 この台風とは、2週間ほど前のブログに書いた、アメリカ海軍の艦隊に乗っている人たちです。彼らの艦隊は、数日前に3隻も連ねて、沖縄県のうるま市勝連にあるホワイトビーチに、また入港しました。
 
 彼らが来ると、オ・ペイシのあるコザの町は急に騒がしくなります。頭に三角の水兵さんの帽子をかぶった制服姿の軍人たちが、一軒一軒、彼らのいる店を見回りにやってくるほどで、オ・ペイシの店の中ものぞき込んでパトロールしていきます。何だか植民地みたいで、妙な気分です。

 ブラジル人のリーダーが率いるグループも再び台風のごとく、オ・ペイシにやって来ました。このりーダーは、生い立ちを聞くには、かなりのお坊ちゃんで、オ・ペイシでも非常に礼儀の正しい好青年です。周囲の友達が大騒ぎをしていても、彼はいつも落ち着いています。

「沖縄にブラジル人の若い女の子は、いるの?」とこの好青年が聞いてきたので、ちょうど3日前に来たダンサーの女の子たちのことを思い出し、「いるいる」と彼女たちのことを話しました。しかし、彼女たちがオ・ペイシに来るのは、仕事が終わった後の午前1時。彼らの門限は午後12時。どうやってもオ・ペイシで会うことはできません。

 それなら彼女たちが踊っている店へ行く、ということになりました。その店というのは、ジェントルメンズクラブ、という不透明な肩書きがついていますが、いわゆるストリップバーです。
 
 好青年君、さっそうとストリップバーへと行きました。これが一昨日のことです。

 そして昨晩、ご一行さんは再びオ・ペイシへ。「女の子たちどうだった?」と聞いてみると、好青年君は苦笑いしながらも、「うん、今日もこれから行くよ」

 オ・ペイシでさんざん大騒ぎをした末、台風のごとく、ブラジル人の女の子たちが待つストリップバーへとタクシーに乗り込んで行きました。

 

 
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ブラジルの納税者番号

2006-04-09 | ブラジル
 サンパウロの家を留守中、何かと面倒を見てくれるブラジルのIさんから、朝、国際電話がありました。何かと思ったら、Iさんの家に私が口座を開いている銀行から電話があって、私の納税者番号が取り消されたから、口座が使えなくなっている、という知らせがあったというのです。
 
 これは、大変。銀行口座が凍結してしまったら、ブラジルマニアの商品の支払いができなくなってしまうし、振込みもストップしてしまいます。どうしたらいいのか、ブラジル銀行の東京支店やブラジル大使館に、あわてて電話で問い合わせをしたり、オ・ペイシに来たブラジル人みんなに、どうすべきなのか聞いて回りました。

 結果、RECEITA FEDERAL、連邦政府の財務省のホームページで現況報告をすればよい、ということがわかりました。このホームページを見てみると、外国の居住者、というページがあって、インターネット上ですべて手続きができるようになっているのです。

 日本だけでも30万人ものブラジル人がいるのですから、これは必要ですよね。私の口座はどうなっているのか、心配になって銀行に電話をしてみたら、古い納税者番号のままでは、外国からの送金の受け取りはできないけれど、国内での入出金は問題がない、ということでした。
 
 これを聞いて、すっかり安心してしまった私は、納税者番号の更新の手続きもせず、いつかすればいいや、といつもの、のんびりモードに戻ってしまいました。

 
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サンバワークショップ 盛況

2006-04-06 | 沖縄サンバ
 おととい、那覇のサルサバー「ミ・コラソン」でやったサンバのワークショップは盛況でした。今回で3回目だったのですが、多方面から色々な人が参加してくれました。
 
 サルサをやっていて、サンバもやってみよう、という人が多かったのですが、サルサ、サンバは共通点が多くて入りやすいですよね。腰の動きや回し方も似ているし、情熱的な動きも似ています。サルサの方がサンバよりおしゃれで、サンバはどちらかというと土着的な雰囲気があると思います。

 沖縄でのサルサ人口と同じくらい、サンバ人口も増えたらいいですよね。

 4月は、11日、18日、25日、とあと3回、いずれも火曜日の夜、9:30から那覇でワークショップがあるので、この機会に皆さん、サンバをかじってみてください。

 
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那覇でサンバのワークショップ

2006-04-04 | 沖縄サンバ
 今日、4月4日(火)は、那覇のサルサバー、「ミ・コラソン」でサンバのワークショップをします。
 今回で3回目なのですが、サンバのダンスは、こんな感じですよ、という紹介をしています。1時間ノンストップで踊るので、結構汗もかき、いい運動になります。
「ストレス発散になる!」という人もいれば、「サンバって奥が深そう」と真剣に練習している人もいます。
「おきなわJOHO」の今月号にも出ているので、問い合わせの電話ももらいました。
 4月は毎週火曜日やっているので、興味のある方は、是非一度、遊びに来てください。夜9:30からです。
 
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親でも使うレンタル衣装

2006-04-03 | 沖縄サンバ
 名古屋からサンバのレンタル衣装の依頼があったのですが、週末と銀行営業日のタイミングの問題で、依頼主さんからのレンタル料の振込を確認することができませんでした。
 
 せっかく注文してくれたのに、衣装を送ることができないのは、残念。沖縄という離れ小島でレンタル衣装をするのは不便です。何かいい方法はないだろうか、と考えていたところ、夫がひと言。「あんたのお父さんに取りに行ってもらえば」。
 
 そうです。名古屋に住んでいる父に頼まない手はありません。早速、電話をしてみましたが、父は翌日は朝からゴルフで身動きがとれない、とのこと。ですが、母がたまたま名古屋に滞在しており、集金を引き受けてくれることになりました。

 衣装の依頼主さんにしてみれば、沖縄にレンタル衣装を頼んだら、翌日、集金に直接人がやって来る、ということになりました。しかも60過ぎのおばさんがです。

 そういえば、以前にも似たようなことがありました。愛知県内の結婚式場で、新郎の同級生10人がサンバの衣装で、余興をやったときです。父親に衣装の受け渡しを頼み、父が結婚式場に出向きました。

 レンタル衣装をやるには、親でも容赦なく使わなければなりません。
 
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新婚旅行のホテルで火事

2006-04-02 | 沖縄サンバ
 東京のサンバチームに所属しているNご夫妻が、新婚旅行に沖縄へやってきました。彼らのチームは、「沖縄サンバカーニバル」の助っ人で、去年は10人近くで来てくれました。
 
 お会いする前に電話をいただき、沖縄市にどこかいいホテルはないですか、と質問されました。人にホテルを紹介するときは、その人の好みをよく見極めなければ・・・と過去に何度か失敗をしている私は、慎重にどこがいいかと考えました。N夫妻とは面識がないだけに、気を使わなければなりません。

 ふだんなら、オ・ペイシの裏手にあるホテルを紹介するのですが、今はスポーツ合宿のシーズン真っ盛り。「歓迎 ○○大学陸上部ご一行様」とそのホテルには横断幕が出て、学生のスポーツ選手がぞくぞくと歩いている光景を何日か前に見たばかりでした。そんな学生たちと一緒に過ごす新婚旅行も何だな~と思い、困ってしまいました。

 沖縄市のホテル協会に電話して、どこかいいホテルはないか、と聞いてみたところ、某ホテルの名前をあげてくれました。そうそう、このホテルの存在を忘れていましたが、嘉手納基地に近く、アメリカの宿泊者も多くて、昔からあるアメリカチックなホテルです。ここが沖縄市らしくていいじゃないか、と早速、N夫妻に電話をしました。

 その夜、オ・ペイシにご飯を食べに来てくれたご夫妻。紹介したホテルにチェックインしたそうで、でも「合宿の学生がいましたよ」のひと言にがっくり。まあ、春休み中だし、仕方がないかな~と思っていました。

 新妻のHさんは、ギターが弾けて、ボサノバの引き語りをしてくれたり、みんなで太鼓を叩いたりして楽しい夜を過ごしていました。夜もふけて、午前1時くらいになった頃でしょうか、地元のお客さんも交えて、みんなで輪になって話をし始めました。
「こちらのご夫妻は、東京から新婚旅行でいらしていて、○○ホテルに泊まってるんですよ」と地元のお客さんにN夫妻を紹介したところ、彼は「えっ本当? ○○ホテル、さっき火事になって、消防車が5台、救急車も来てたよ」

 こんなことってあるのでしょうか。このホテルならいいでしょう、と慎重に考えたつもりが、火事とは・・・。部屋中、水びたしになってたりなんかしたら、どうするんでししょう。ご夫妻は、以外に冷静で、「火事は縁起がいいって言うし・・・」とさほど心配もしていないようでしたが、私は気が気ではありません。

 幸い火事はボヤで、ケガ人もいませんでした。原因は、スポーツ合宿中の学生さんのタバコの不始末だったようです。

 それにしても、人にホテルを紹介するのは、本当に難しい。観光地、沖縄で生活する以上、何とかしなければなりません。
 
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