「0.5ミリ」でも書きましたが(その記事を参照してください)、主演の安藤サクラは、美人女優ではないので、圧倒的に得をしています(それだけが彼女の魅力ではないのですが)。
美人でなくブスでもなく、どこにでもいるような一般人としての存在感があり(しかもそれが魅力でもある)、彼女が主演するだけで作品に一定のリアリティを保証してしまうのです。
この映画は、脚本も演出も他の共演者たちもイマイチなのですが、彼女を見るだけでも価値はあります(というか、それだけが魅力なのかもしれませんが)。
特に、冒頭の小太りで自堕落な女性が、ぜい肉をそぎ落として血みどろで戦うプロボクサーに変貌を遂げる姿は、女性版ロバートー・デ・ニーロを彷彿とさせ、こういった役をこなせる彼女が、映画監督たちの間で引っ張りだこなのもむべなるかなと思いました。
美人でなくブスでもなく、どこにでもいるような一般人としての存在感があり(しかもそれが魅力でもある)、彼女が主演するだけで作品に一定のリアリティを保証してしまうのです。
この映画は、脚本も演出も他の共演者たちもイマイチなのですが、彼女を見るだけでも価値はあります(というか、それだけが魅力なのかもしれませんが)。
特に、冒頭の小太りで自堕落な女性が、ぜい肉をそぎ落として血みどろで戦うプロボクサーに変貌を遂げる姿は、女性版ロバートー・デ・ニーロを彷彿とさせ、こういった役をこなせる彼女が、映画監督たちの間で引っ張りだこなのもむべなるかなと思いました。
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