ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

1/10 山望サイクリングで家を出ましたが、皮肉なことですが海を見てきました。  

2022-01-11 04:51:22 | 草花
成人の日の今日、親戚うちに該当者が居なくて、のんびりと過ごさせてもらいました。
柳の下に泥鰌の二匹目を狙って、今度はカメラのほかに双眼鏡も持って、8日に歩いたところを今度は自転車で行ってみました。
しかし、気温が高めで、風が西・北から吹かないで東の方角から吹いてくる感じで、遠くは春霞で煙っているような塩梅でした。
このため8日には見えていた”百名山”が全く姿を隠していました。

仕方ないので、足を延ばして(自転車ですから車輪と言うべきなのかな?)久しぶりに海辺まで行くことにしました。
木曽御嶽 ↓

木曽御嶽を見るのに今回は高楼には上りませんでした。JR東海道本線の東刈谷駅と野田新町駅の中間点付近で北に開けたところがあり、そこから見えた木曽御嶽です。

8日に山望した、猿渡川にかかる橋すべてに拘って、山並みを追い求めましたが、全戦全敗でした。
ミササガ橋・高須橋・神明橋・名古屋鉄道橋梁・巡見橋とひとつずつ拘りましたが、寒中の候に”春霞”に祟られてしまいました。

負け惜しみで、海辺まで行ってみることにしました。
突端に「境川浄化センター」という大掛かりな下水処理施設もあります。


境川浄化センター ↓

対象となる自治体は、刈谷・豊田・安城・大府・知立・豊明・みよしの7市と、東郷・東浦の2町となります。
専門的な言葉遣いのようですが、「接続人口」は約52万人で、処理能力は172,000立米/日となるようです。
機能は:微生物の働きで汚泥の量を少なくし、発生するメタンガスを発電や燃料に利用するということです。
平たく言えば、生活排水などから汚れを分離し、きれいになった水を消毒してから放流する大掛かりな装置であります。

見学は予約すればできるということですのでいつかまた来てみたいと思います。


放流管 ↓

こちらに伸びてきている青いパイプが最後の一つ前の段階で処理・消毒済みの水が水門に来ます。



放流水門 ↓

処理済みの水はこのゲートから放流されます。



放流口 ↓

ここから大海原に放流され海水に交じります。


鷺と鵜 ↓

二種類の鳥が互いに見合っていますが、一戦交えることはなかったようです。



衣浦湾 ↓

浄化センターは陸地の突端にあり、これから先は衣浦湾の海面になります。



衣浦臨海鉄道の鉄橋 ↓

3.5km先に見える橋は貨物専用の衣浦臨海鉄道の鉄橋です。

ここから季節外れの東風をまともに受けて家路を目指します。


上弦の半月 ↓

10日は上弦の半月でした。撮影時の月齢は7.5のものです。



雀、10日夕刻 ↓

餌出しの時間が少し遅くなりましたが、待ってましたとばかりに参集してきます。



そして暗くなってから水星観望 ↓

太陽が沈んでから30分ほどして、空が暗くなってくると水星の輝きが見えてくるようになります。


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実地見分 刈谷の猿渡川沿いから確かに南アルプスの”百名山”が4座見えました。

2022-01-10 05:05:05 | 草花
7日の記事に、「すみれのお父さん」という方より、嬉しいコメントを頂きました。
それによると、刈谷市内の川沿いで南アルプスの峰が見えるということでした。
早速次の日(1/8日)に、二級河川の猿渡川沿いを西南の方向に(流れに従って)巡見橋まで歩いて、その様子を見に行って来ました。
(巡見橋は衣浦湾の海まで約1.4kmの位置にあります。)
頂いたコメントの通りに、確かに南アルプスの峰が見えていましたが、いろいろ見ていくと(ほんのわずかな見え方ではありますが)何とナント!!・・・・・南アルプスの中の”日本百名山”が4座も見えていたのです。
これは予想外の嬉しい収穫でした。
おかげでその8日中に、小生の徒歩による移動範囲内で”日本百名山”の名峰が10座も見えたということになりました。
以下記念のためにその10座をまとめておきます。
木曽御嶽 ↓ (いつもの高楼より)




中央アルプス ↓ (いつもの高楼より) 木曽駒ケ岳と空木岳

この連なりの中に”百名山”が2座ありますので、山座同定のためにカシミールの描画も下につけました。
カシバードでこの部分を描画 ↓




恵那山 ↓ (いつもの高楼より)




加賀の白山 ↓ (いつもの高楼より)

この日(1/8)今年初めてのことですが、やっと見えました。



伊吹山 ↓ (いつもの高楼より)




次の荒川岳と赤石岳については最初にカシミールのカシバードで描画したものを出し、その下に貼る実際の画像と比較していて頂きたく思います。
カシミールのカシバードで描画した荒川岳と赤石岳 ↓




巡見橋から見た荒川岳 ↓

この山はもっと手前(=j上流)の高須橋からすでに見えていました。ここから見る荒川岳の山容が聖岳に似ていますが、聖岳の山体は三河の筈ヶ岳に隠されてしまって、どこへ移動しても見えませんでした。



巡見橋から見た赤石岳 ↓




巡見橋から見た間ノ岳と塩見岳 ↓

ごくごくわずかな見え方なんですが白根三山中の間ノ岳(標高第三位)と蛇峠山の右側には塩見岳も見えていました。
次回行くときは双眼鏡を持って、よりはっきりと眺めたいものです。
下に画像確認のためにカシバードの描画品を並べます。 ↓


これで上から順に
1.木曽御嶽
2.木曽駒ケ岳
3.空木岳
4.恵那山
5.加賀の白山
6.伊吹山
7.南アルプスの荒川岳
8.赤石岳
9.間ノ岳
10.塩見岳  と10座が揃いました。これを一日で見ることが出来てラッキーでした。

ここまで見えてくると、南アルプスの北岳と聖岳も刈谷市内のどこかで見えているかもしれませんし、もしかしたら富士山のビューポイントもどこかにありはしないかと思い始めています。
そんな思いを道連れにしてあちこちへの散歩を続けてみたいと思いました。
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太陽が落ちてから、暗くなった空に水星を見た。 

2022-01-09 05:13:46 | 草花
水・金・地・火・木・土・天・海・(冥)・・・・・太陽系の惑星の中で太陽に一番近い星=”水星”をなかなか見られずにいて、期待がだいぶ膨らんでいました。
「それを見たからどうなの?」と突っ込まれてしまいそうですが、この世とオサラバする前に一度はそれをそうと意識してしっかり見ておきたいという希望は自分の中で随分膨らんでいました。
7日と8日の黄昏時に念願の水星をしっかり見ることが出来ました。
水星は金属や岩石などの重い元素で構成されていて密度が高く、鉄の核をマントルと地殻が覆うかたちで成り立っています。
水星の重力は地球の0.38倍で、仮に水星で走り高跳びをしたら今の3倍ほど高く飛べることになります。
温度ですが、昼間の最高気温は約430度、夜になると-180度と気温差が激しくてとても住みづらそうです。
地球との距離は近い時でも9300万キロあるそうで、太陽の周りを約88日という短さで一回りします。
赤道面での直径は地球の38パーセントという小ささで、土星の衛星のタイタンよりも小さいのだそうです。
七日と八日に見た星たちを並べます。
七日の夕空 ↓

このあたりに水星も見えてくるはずです。



水星 ↓

七日に初めて見た水星は実際には幾分オレンジ色を感じさせました。(写真でそれを表現できなかったのが残念です。)



木星 ↓

この日は天体望遠鏡では衛星が4っつ見えましたが、カメラではズームして引き延ばし、やっと3つだけ見えて来ました。



七日の月 ↓

月齢4.6の月です。


オリオン座 ↓




オリオン大星雲 ↓

露出時間を長めにして、中央に見える大星雲の輝きを強調しました。



カシオペア ↓




冬のダイアモンドと大三角 ↓




そして8日の星たち

夕空 ↓

この日もきれいな夕焼けでした。



八日の月 ↓

この月は月齢5.6になります。



そして水星 ↓

この日は17:40分頃から見え始めました。
日没後の光が残っていて、水星のような星では太陽の明るさに対してとても太刀打ちできません。
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1/6日 午前中は牡丹雪に見まわれました。お昼頃にはやんで、冷たい午後となり、月も見えてきた。

2022-01-08 04:16:00 | 草花
6日は空模様が変化して、冬の寒さを”満喫”?出来ました。
朝起きたときには雪は降っていなかったのですが、今にも振り出しそうな空でした。

6日朝の雀 ↓

雀の餌やりから小生の一日が動き出します。



三羽 ↓

古い話になりますが、こんなのが流行りましたね。 ↓
”♪電線に スズメが3羽 止ってた. それを猟師が 鉄砲で撃ってさ. 煮てさ 焼いてさ 食ってさ. ヨイヨイヨイヨイ おっとっとっと♪”
昭和の昔も今も雀は禁鳥ですから捕ったり、食べたりしてはいけないことになっていますが、キャンディーズも78年に解散して、その後女優をやっていたスーちゃんが亡くなり、このデンセン音頭の小松与太八左衛門さんが昨年亡くなり、随分寂しくなりました。



牡丹雪 ↓

やがて大ぶりの雪が舞い落ちてくるようになりました。



ナンテンにも雪 ↓

ナンテンの赤い葉の上に少し積もり始めました。

この後傘をさして買い物に出掛けます。

綿の雪降る歳も経る傘重し 亭主駄詠

差した傘に積もり始め、重さを感じるほどでした。
こんな牡丹雪でも一時は積もり、地面が白くなりました。

餌台に追加 ↓

こういう時のために餌台を設置したので、惜しまずに餌を追加して投入します。


午後はドクターイエロー見物
ギャラリー ↓

今年の初運航ということでギャラリーが陣取っています。

失敗! ↓

今年の初撮りはシャッターがうまく反応しなくて失敗しました。
通り過ぎた後に何とかシャッターが切れましたが、もう後のまつりでした。



明るい空に細い月 ↓

雪降りで始まった今日でしたが、雪がやんだら青空が見え始めました。
月齢3.5の月は、(このくらいの太さになると)明るい空でも見つけることが出来ました。

そして夜、

すっかり晴れ上がった夜空に星が拡がっていました。 その分だけとにかく寒い!!

オリオン座 ↓

頭上近くにオリオン座がくっきりと見えています。

オリオン大星雲 ↓

画面の真ん中あたりで明るい光を放っているのがオリオン大星雲です。



すばる ↓

すばるの星団もカメラでいっぱいにズームすると星数が増えてきます。



冬の大三角 ↓

オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、明るさ抜群のシリウスとで作る大三角形は星の色もそれぞれに自己主張しています。



カシオペア ↓

孤高を保つ・・・・といった感じでカシオペアが輝いています。

自宅の庭にグランドシートを敷き、枕を置き、ひどく厚着をして、寝袋にくるまって星空をずっと見上げていました。
こんなに空が澄んでいても天の川が見られなくなった現代の夜空を、やはり一つ物足りなく感じます。

七日昼頃に見た月 ↓

昼飯のあと、空を見上げると、すでに高いところにまで昇っています。これは月齢4.4になります。
だいぶ肉付きが良くなってきました。
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5日の山岳景観 ここから見える”百名山”六座のうちの五座まで見えた。 残るは加賀の白山

2022-01-07 05:06:07 | 草花
「山岳景観」という言葉は「山望」という言葉とも意味合いが共通するように思います。
その山望という言葉の間に「尾」の字を足して「山尾望」というハンドルネームで、ネット上で活躍していたのが去年の2/19日に70歳という若さで亡くなった田代博先生でした。
もうだいぶ以前のことになりますが、小生は同じ日の午前と午後の二度だけ先生にお会いして立ち話をしたことがありますが、その時の田代先生は大変穏やかで、上品な紳士でした。
先生は山の頂上からの山岳展望や、列車の車窓或いは人工の高所からの山岳展望などの著作を出されていて、そこに掲載された、手書きの山の画などはとても味のあるものでした。
近年は富士山が世界遺産登録されたことにより、「富士山博士」と呼ばれていた田代先生はマスコミなどで引っ張りだこになり、そういうことが体を壊された遠因になっていはしまいかと推測されます。
たしか「ダイヤモンド富士」の命名も先生の造語だったと思います。

1997年より筑波大学附属高等学校教諭。2014年3月退職(42年間の高校教員生活)、2015年6月より日本地図センター常務理事・地図研究所長。2017年6月より同相談役。「山の展望と地図のフォーラム」(FYAMAP)代表。東京大学空間情報科学研究センター協力研究員。2007年よりNHK高校講座地理講師、聖心女子大学非常勤講師(~2015年)、2011年より専修大学(~2012年)、2013年より明治大学、2014年よりお茶の水女子大学(~2015年)非常勤講師を務める。元地図地理検定委員会委員長・・・・・と、これだけたくさんのことをやるとお身体もさぞかししんどかったことでしょうね。

5日の午後、眺望が良さそうでしたので、いつも行く高楼に上りました。
木曽御嶽と猿投山 ↓


木曽御嶽をズーム ↓


中央アルプス ↓

この中に「日本百名山」の木曽駒ケ岳と空木岳が含まれます。

恵那山 ↓


中央アルプスから恵那山、大川入山、蛇峠山まで ↓


三河の本宮山 ↓


桑谷山・遠望峰山 ↓


三ヶ根山 ↓


そして”百名山”の伊吹山 ↓


鈴鹿山脈の水沢岳・鎌ヶ岳・武平峠・御在所岳 ↓


これでここから見える”百名山”6座のうちの木曽御嶽・木曽駒ケ岳・空木岳・恵那山・伊吹山の5座が見えました。
今年になって、まだ見ていないのは加賀の白山だけが残りました。



名古屋駅方面 ↓

名古屋駅方面の高層ビル群も良く見えていました。



飛行機 ↓

とかく動くものを見ると、カメラで追いかけたがります。



5日夕方の雀 ↓

小生が朝、雨戸をあけるとその音が朝食の合図になるようで近くに寄って来て、同じように夕刻、雨戸を閉める音に反応して寄って来ます。餌台に餌を載せるとすぐに舞い降りてきます。



5日の月は三日月 ↓

西空に宵の月が浮かんでいます。月齢は2.6でした。
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