ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/16日 御堂山・相楽(さがら)山 その3:御堂山山頂から相楽山まで。ウツギ 、オカタツナミソウ、ニガナ、イチヤクソウの蕾など

2022-05-21 04:43:50 | 草花
愛知県豊田市の「水源」地区で、矢作川をせき止めた「明治用水頭首工(とうしゅこう}」という一種の農・工業用水のダム施設で、貯水側の水底から水が抜けてしまい、下流側に直接噴出するという「パイプ現象」が起きてしまいました。
このことに拠って、せき止められて水を蓄えていたはずのダム水位が低下して、農・工業用の用水を取り込むことが不可能になってしまいました。
そのために地元や下流の農・工業に深刻な影響が出ています。
応急措置的に工業用水はポンプでくみ上げて何とか急場をしのいでいるようですが、肝心の明治用水の本来の目的である農業用水が大ピンチとなっています。
農業にとっては水は死活問題なだけに復旧のめどがまだ立っていないのが辛く苦しいことであります。
この辺のことについては、日を改めてレポートしたいと思います。

御堂山の山頂に着いて、ここで昼食をとります。
そして、山頂の事物を見ておきます。
山頂の丹野城址 ↓

ここに戦国時代のお城があったそうですが、のろし台程度のものではなかったかと推測します。
山頂からは天気の良い時には富士山が見えるそうですから、そういう立地条件を考慮すると「狼煙台かな?」と思ったのです。




御堂山山頂 ↓

ここに四等三角点の標石がありました。




ニガナ ↓

日当たりの良い場所でニガナの花を見ます。




石段から下りはじめる ↓

昼食後、一休みしてから相楽山目指して、まずは石段を下っていきます。




手すり付き階段 ↓

常緑樹の落ち葉で埋まった道を滑らないように気を付けながら下ります。途中に手すり付きの立派な階段(山道)があります。




ウツギ ↓

尾根沿いに林道が来ていて、その林道を歩くようにしました。ウツギの花をところどころで見ます。
「夏は来ぬ」の唱歌では、♪卯の花の匂う垣根に時鳥早やも来鳴きて・・・・♪ となっていて、卯の花(ウツギ)の咲くころ
時鳥(ホトトギス)が鳴いている景色でしたね。
実際にこの山に来てホトトギスの声を聞いたことはありますが、今回はそれはありませんでした。


モチツツジ ↓

モチツツジも散発的に出てきます。



不明→トウバナ ↓

ニガクサが近いかと思いましたが、花の時季が違います。コメント欄で多摩NTの住人様よりトウバナでは・・・とサジェッション頂きました。花の時季もぴったりですので、有難く名前を頂戴しました。



ヨウシュヤマゴボウ ↓

花は未だついていませんが、こんなところにまで入ってきています。



オカタツナミソウ ↓

歩き始めの時に見たのは藪の中でしたが、こちらは解放感のある場所で、姿も整っています。


ここで相楽山の広場に到着しました。そこをそぞろ歩きしていきます。

ドクダミ ↓

珍しい花とは思いませんが、これも人里からの侵入植物でしょうか。



ベニドウダン ↓

公園管理の方が、おそらく植えたものだと思いますが、せっかくのことなれど、この場所にはそぐわないと感じました。



ニガナ ↓

広い平地で伸び伸びと育っている…と感じました。



イチヤクソウ(つぼみ) ↓

この姿から花が咲くまでに随分待たされるのです。それまでにあと3週間はかかるのではないでしょうか。



桜の実 ↓

この小さな桜の実は甘くはなくて、苦くて渋いはずです。




キンランの花の後 ↓

キンランの花が残っていてくれたら・・・・と期待していましたが、残念! 遅かったようです。
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5/16日 御堂山・相楽(さがら)山 その2:観音堂着、そして背後の急な上り坂を霊神様に見守られて御堂山の山頂へ

2022-05-20 04:26:52 | 草花
前の記事では菩提樹の花の蕾で終わりましたが、その樹のすぐ上に車道があり、車道から石段を登っていくと観音堂の堂宇があります。
無人のお堂ですが、あたりは椎の木が覆い、この付近でヒメハルゼミの合唱を聞けることもありますが、今回は静かなものでした。
観音堂に至る石段 ↓

可成り急な石段で(50段あったかな)、手すりにつかまって登ります。



観音堂 ↓

石段を登りきるとこんな建物に出逢います。これが観音堂で、あたりは森閑としています。



椎の大木 ↓

境内の隅に椎の大木がデンと構えています。 境内に山の水が引かれているので、それを飲んで一休み入れます。



休みを終えて・・・↓

この霊神様の処から、御堂山の急な上り道が山頂まで続きます。この登りが意外と長く続き、体に応えます。



コクラン ↓

ここでもコクランの元気良い株が出てきました。



マンリョウ ↓

照葉樹の下の道は光量が乏しくて、こういう植物には良い生育条件なのでしょうね。



葉っぱが一枚 ↓

観たことのあるような模様の葉っぱが一枚だけ出ていました。  おそらくナルコユリだろうと見当を付けました。



センリョウ ↓

万両のあとにセンリョウ(千両)が来ました。 ロシアがマリウポリを不法占領(センリョウ)したようですが、日本では東電福島が
処理水を海洋投棄する方針だそうですが、放射線量(センリョウ)は絶対に基準値以下を順守してほしいものです。



ムベ ↓

日照不足のこんな場所でムベが蔓を伸ばしています。おそらく野鳥の糞からの発芽なんでしょうね。



タガネソウ ↓

この山域ではこの草を時々見ていますが、今の時季では花の痕跡も見当たりませんでした。



霊神様いろいろ ↓







道端の霊神様に見守られながら急な傾斜を登っていきます。



這う這うの体で・・・・・ ↓

山頂の霊神様に辿り着きました。馬鹿夫婦は相当バテが入ってきています。



山頂からの鳥瞰 ↓

山頂から西浦温泉方面を見下ろしますが、海は曇った空の色になっています。
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5/16日 御堂山・相楽(さがら)山 その1:ハナミョウガ、オカタツナミソウ、シライトソウなど

2022-05-19 04:44:39 | 草花
もう5年ほどご無沙汰していた山を、我が山の神様とともに歩いて来ました。
第一の目的はタラの芽を摘んで天ダネにしようということでしたが、これは全くの失敗でした。
その結果、その日の夕食はコンビニで購入する羽目に陥った次第ですが、食い気を抜きにすれば、緑滴る野山をのんびりと歩けて、
その他の収穫はいろいろあったのではないかと納得しています。

場所は三河湾の海岸から近い蒲郡市の御堂山と相楽(さがら)山という低山で、老年夫婦が歩くには持って来いの場所です。
地図 ↓

登山口から反時計回りで周回しました。



駐車場 ↓

草地で幾分傾斜のある場所に留めました。



入山口 ↓

鹿よけのフェンスで区切られたアスファルトの道に入っていきます。



ハナミョウガ ↓

道のわきにハナミョウガが蕾付きで出てきます。蕾の綻んだものを見つけてそれに拘りました。



林道 ↓

前日は雨が多めに降り、歩く道には水がしみ出し、或いは流れを作っていました。木の葉や枝が散り敷き、あまり人通りが無い
ところとなっています。



コクラン ↓

去年花を咲かせたコクランの株が出てきました。今年はどうなるか?



水面の上の枝には・・・・↓

これはモリアオガエルの”卵しょう”でしょうか?もしそうだとしてもすでにオタマジャクシは水に落ちてしまった後のようです。



オカタツナミソウ ↓

藪の中でオカタツナミソウがまばらに咲いているのを見ました。これからあとにもちょこちょこと出てきます。



アオキの実 ↓

アオキの実ですが風変わりな形、中途半端な色づきをしています。



シライトソウ(4画像) ↓







シライトソウの花には早いと思ってこの山に来ましたが、今年は花が早いようで、もう開花したものに逢うことが出来ました。



杉の巨木「観音杉」のひとつ ↓

山の斜面に杉の巨木が3,4本固まって聳えるところがありました。その場所の大杉を「観音杉」と呼びならわしているようです。



菩提樹 ↓

「観音堂」という無人の堂宇のある場所の直下に来ました。堂宇の道を隔てた下部に昔、大きな菩提樹の株がありました。
それが立ち枯れてしまい、いまは二世か三世の木が植えられています。
その上部にももう一本菩提樹があり、その株の方は昔の大木の予備(枯れたときのピンチヒッター)的に思っていましたが、
大株が枯れてしまった今は、そちらの方が主役級の貫禄になっています。



菩提樹の蕾 ↓

こちらは上部のかつての予備的な樹の方で、たくさん蕾を付けています。
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三河安城駅(新幹線側)北側のヤマボウシ並木

2022-05-18 04:36:02 | 草花
16日の外出の時に通り掛かった三河安城駅(新幹線側)北の道路沿いにはヤマボウシの並木があり、きれいに咲いている木もなりました。
その時はこれを見ながら通り過ぎましたが、日にちが改まって、今度は自転車でその花を見に行きました。
(自転車では家から7~8分の距離のところにありますので気軽に行けます。)

新幹線三河安城駅の北側 ↓




ヤマボウシ(4枚) ↓







これまでの山歩きの中でヤマボウシを見ることはそれほど多くはありませんでした。
花が葉の上側で、上を向いて咲きますので、木の下を歩いても気づかないことが多かったのかもしれません。



十六日の夕雀 ↓

夕方に多い数が集まってくれることには、もう期待しなくなりました。



翁草のもじゃもじゃ ↓

このもじゃもじゃの付け根の方に一個づつ種を付けています。風で毛の一本が種を付けて飛んだとしても、距離をそれ程稼ぐことはできません。
したがってこぼれた種から発芽するのも近場であると言えます。



ミヤコワスレ ↓

周りの蕾に先駆けて一輪だけほころびました。



セッコク ↓

こちらの株は柿の木に着けた大本命の方になります。 ざっと数えて、花芽は40個くらい付いていました。



十六日夕刻のキジバト ↓

キジバトが隣の店の看板の上にいます。こんなことは珍しいのですが、やはり野良猫を警戒しているようです。



十七日朝の雀 ↓

最近は朝の方が集まる数が多くなっています。



十七日朝のキジバト ↓

猫に襲われないように、猫が身を潜める場所のないところに餌を置きます。

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5/14、15、16日 小望月、望月、満月の観賞は少しばかり残念。ISSはほんの一部分。

2022-05-17 04:36:28 | 草花
十五夜の月と翌晩の満月を楽しみにしていましたが、生憎の雨空に祟られて、残念な思いをしました。
しかし、少しばかりの執念を持って追っていたので、雲に相当邪魔されましたが、月の輪郭は確認することが出来ました。

それからISS(国際宇宙ステーション)の航行を眺めるに至っては、これまで長いブランクがあったためにうかうか14日の絶好の機会を見逃してしまい、やっと次の周回のものを同じ日に自宅の横で見ることが出来た程度と言う、情けないお付き合いになってしまいました。
15日に絶好の仰角のものが来ていたはずでしたが、それは曇り空のために全く見ることが出来ませんでした。
次は本日なのですが、これも天気が良くないようですので、多くは望めないようです。
次の仰角が好都合な航行日は、5月31日と6月1日となるようです。

14日の夕雀 ↓

最近夕方の集まりが良くありません。



十四日の月 ↓

月齢13.6で、これを小望月というようです。 この日はすっきりした夜空でした。



14日のISS航跡 ↓

ちょっと横着をして家の近くで見ましたので、たくさん余分なものが写り込んでしまいました。



15日朝雀 (3枚)↓ ↓ ↓

木の葉に載って狙いをつけています。

小競り合い 

これが毎度のことですので、仲良く食べるところを撮るのは諦めることにしました。

一家族 

餌台を置くようになり最初に寄って来たのもこの3羽だったと思います。その中の一羽は未だ嘴が黄色かったのでした。



キジバト ↓

キジバトはどうしても餌台に載らずに地面に落ちたものだけを啄みます。 昨日(5/16)は野良猫が物陰に隠れて狙っていましたので、心配です。



セッコク ↓

このセッコクもやっと環境になじんで、勢いがついて来ました。



15日夕雀 ↓

これで10羽ですか、 しばらくはこんな状態が続くのでしょうね。冬になるとまた数が増えるのを期待します。



十五夜の月 ↓

雲に邪魔されてせっかくの十五夜の月もこの姿を見るのが精一杯でした。月齢14.7。



満月 ↓

16日はせっかくの満月でしたので、何度も外に出て、やっとこさでこの姿を見ました。月齢15.7。
年内に満月が7度ありますが、果たしてどれだけ見ることが出来るでしょうね。
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