日大豊山水泳部 活動日誌

インターハイでの総合優勝を目指して、日々練習に励んでいます。

日大豊山を知ろう その4 「日本大学」

2020-04-09 04:32:23 | トピックス

日本大学は日本最大の規模を有する総合大学です。

学祖は「山田顕義」です。

吉田松陰の松下村塾に入門して学んだ、最後の門下生でした。

幕末の戊辰戦争では討伐軍の指揮をとり、西郷隆盛からその軍才を認められています。

西南戦争では政府軍の陸軍少将となり別動第2旅団長として西郷軍と対峙することになったのは皮肉なものです。

岩倉使節団の一員としてフランスを訪問した際に法律の重要性を確信し、以後は法律の研究に没頭しました。

日本初の司法大臣として約9年間務め、近代国家の骨格となる明治法典を編纂しました。

軍人としても文官としても際立った実績を残した、近代日本としては異色の人物です。

山田顕義の墓地は護国寺にあります。

日本の私立大学では早稲田大学・慶應義塾大学についで、最も古い段階で大学令に基づく大学となりました。

日本大学の目的および使命です。

「日本大学は  日本精神にもとづき 道統をたっとび 憲章にしたがい 自主創造の気風をやしない 文化の進展をはかり 世界平和と人類の福祉とに寄与することを目的とする

日本大学は 広く知識を世界にもとめて 深遠な学術を研究し 心身ともに健全な文化人を育成することを使命とする」

日本大学の目的及び使命は、日大豊山の教育の基調となっています。

日本大学の教育憲章には「目的及び使命」を理解し、教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」、「自ら考える」及び「自ら道をひらく」能力を身につけ、「日本大学マインド」を有する者を育成することが示されています。

日本大学には16学部87学科・短期大学部5学科・通信教育部4学部・大学院20研究科・5付属病院・11高等学校・6中学校・小学校・幼稚園等が設置されています。

最近新設されたのは三軒茶屋にある「スポーツ科学部」と「危機管理学部」です。

また「目黒日本大学高校・中学校」が新たに日本大学の付属校となりました。

国内屈指の総合大学としてのスケールメリットを生かした取り組みができるというのが日本大学の最大の強みです。

初年度には「自主創造の基礎」を全学的に開講し、16学部・短期大学部の学生が混在してグループワークを行う「日本大学ワールド・カフェ」を実施しています。

1万2千を超える学生が様々な学部の学生との交流をもつことができる大規模な授業です。

他にも特色ある教育制度として自分の所属する学部・学科以外の授業を受講することができる「相互履修制度」があります。

例えば文理学部で化学を学ぶ学生が、生物資源科学部で食品と化学物質の関係について学ぶなど、自分の専門領域にかかわるフィールドを広げ、さらなる応用力を養うことができます。

また付属校から大学へ進学した学生は、中学→高校→大学の一貫教育を受けることができます。

スポーツの面でも豊山中学から水泳部に所属して大学まで続けた人は、10年間「スポーツ日大」の一員として活動することができます。

教員や友人などの関係も含めて生涯にわたる関係性を築き上げることができるでしょう。

2019年には創立130周年を迎え、卒業生は110万人を超えています。

日本大学はこれを契機に教育理念・目的である「自主創造」を堅持しながら、教育も研究もスポーツも輝く「教育力日本一」を目指し、ますます教学環境の充実させるべく様々な事業を展開していくという方針を示しています。

竹村知洋

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スポーツトレーニング理論と実践 その4 「トレーニング5原則」

2020-04-09 03:48:50 | トピックス

練習成果をよりよく出すためには、ただ単にがむしゃらにやっていればよいのいうものではなく、体力・技術を効率よく向上させる「トレーニング5原則」に従って取り組む必要があります。

1 全面性の原則

体力だけとか技術だけなど偏った練習をするのではなく、色々な機能をバランスよく高める鍛え方をすることです。

大切なのは心・技・体のバランスですが、私の考えでは一番大切なのは「体力」です。

それと同時に技術も大切ですが、勝負強さという意味での心の問題は一番鍛えるのが難しいです。

2 意識性の原則

トレーニングは選手本人が「やる気」を出して行うことです。

やらされている練習では効果が半減します。

理論を理解したうえで練習に取り組むことでより効果的になります。

3 漸進性の原則

体力や技術は徐々に向上するものであって、急激に進歩はしません。

「過負荷の原則」ともいえるもので、追加された負荷の分が向上したと言えます。

また、いつも同じトレーニングではいつまでたっても向上はしないので昨日の自分を少しでも乗り越えていくことを目指します。

4 反復性の原則

どんなトレーニングでも1回では効果が出ません。

何度も繰り返し練習することで効果が表れます。

「継続は力なり」です。

5 個別性の原則

トレーニングは競技種目、選手の体力・技術、性格など個別の状況を考慮して組み立てる必要があります。

同じ種目であっても能力や体力に差があれば練習内容を分けたほうがよいです。

全体で同じ練習をすることで雰囲気を高めるということも必要ですが、基本的には個人の特徴を見極めて個別指導をすることでより効果が出せます。

竹村知洋

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする