平成元(1989)年、日本大学が創設100周年を迎えた年、日大豊山は創設35周年となりました。
平成11(1999)年には校長樋口政利氏を迎え、校訓「強く 正しく おおらかに」が定められました。
新しい施設として板橋区中台に体育実習棟が完成しました。
左下の白い建物です。
それまでの木造・トタン屋根の合宿所とは違い、鉄筋コンクリートの2階建てで1階には野球部やサッカー部の部室・トレーニングルームがあり、2階には合宿施設と体育館があります。
もちろん冷暖房完備で、今は乾燥機付きの洗濯機も備え付けられていますので快適に過ごすことができます。
部屋はそれぞれにベッドがあり、机も備え付けられています。
平成11(1999)年には水泳部が3年連続となるインターハイ男子総合優勝を飾りました。
35周年記念事業として新しいプラネタリウムが導入されました。
また、平成12(2000)年には念願であった野球部の甲子園出場が果たされました。
甲子園へは全校生徒による応援となり、大型バスが学校前から池袋まで連なっていたのを覚えています。
甲子園では初戦を完封勝利、ベスト16となりました。
翌年には中学野球部も東京都選手権で春・夏ともに優勝を飾りました。
教学部門では海外にも目を向けられ、中学3年生を対象としたオーストラリアでの海外ホームステイや高校生の修学旅行が中国(北京)で実施されました。
現在では高校生も海外語学研修に参加するようになり、修学旅行先はアメリカ・ハワイ州となっています。
竹村知洋