日大豊山水泳部 活動日誌

インターハイでの総合優勝を目指して、日々練習に励んでいます。

日大豊山を知ろう その7 「発展期②」

2020-04-12 05:23:05 | トピックス

昭和41(1966)年、第1号館校舎が新築されました。

下の写真は私が池袋の古本屋で購入した本館竣工記念の絵葉書です。

最上階(7階)にある丸いドームはプラネタリウムです。

当時としては大変珍しい施設であったと思います。

昭和43(1968)年、板橋区中台には運動部用の合宿所が作られました。

左下の青い屋根の建物ですが、古材で建てられたトタン屋根という造りでお世辞にも立派なものとは言えなかったようです。

当時の水泳部員の話だと「冬はものすごく寒く、夏は極端に暑い」。

あまりの暑さに疲れていてもなかなか寝れず、そのために疲労も取れず、「夏が来るのが恐ろしく、ノイローゼになる」ほどだったという。

そのような環境の下で育った生徒は本当にたくましいと思います。

昭和45(1970)年の体育祭は豊島園グラウンドで行われました。

昭和45(1970)年には定時制高校の最後の卒業生を送り出し、廃止されました。

当時の校舎全景です。

この年は育友会(PTA)の機関紙『ぶざん』第1号が創刊され、学校と保護者との融和を図ることに意が注がれました。

その伝統は現在に至るまで連綿と受け継がれています。

竹村知洋

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スポーツトレーニング理論と実践 その7 「優先して鍛える部位」

2020-04-12 05:16:34 | トピックス

筋力トレーニングに取り組む場合、優先して鍛える部位があります。

下記は下腿部の筋肉を表した図ですが、AとBではどちらが大きな力を発揮できるでしょうか。

Aは大腿部が太く足首が細い足で、Bは大腿部から足首まで全体的に太い足です。

答えは、Aです。

全体的な筋肉量が同じでも、筋肉をつける部位により発揮される力は異なります。

競泳に限らずスポーツに共通しているのは、身体の中心部で生み出した力を末端に伝えるという点です。

そのため大きな力を生み出すには身体の中心部を鍛えて大きくする必要があります。

具体的に身体の中心部と言えば、体幹や臀部、大腿部、肩周辺の筋肉です。

これは速く走ったり泳いだりする動物を思い浮かべれば想像がつきやすいです。

例えば馬は腿の筋肉が大きく発達しており、すねや足首は細いです。

イルカは体幹が大きく発達しており、尾びれの付け根部分は細く引き締まっています。

これはホースで勢いよく水を出そうとするときに先端部分を指で細くすることと同じで、水の量が同じであっても先端部分の大きさによって出る勢いが変わります。

大きな力を発揮するためには体の中心部をできるだけ太くし、末端部分(手首や足首)は細い方がよいわけです。

体幹を鍛えず、前腕やふくらはぎばかりを鍛えるというやり方は誤っていると言えます。

私の予想だと最悪の鍛え方をしているのは「ポパイ」で末端ばかりが太いからです。

ホースでいうと出す水の量が少ないうえに出口を広くしているようなもので、ポパイはケンカをしても相当弱いはずです。

さらにヘビースモーカーのうえに、鉄分吸収の悪いほうれん草ばかり食べているという点でポパイはスポーツ選手の悪い見本といえます。

私が水泳のフォームを指導するときに特に強調しているのは、腰と小指です。

それは大きな力を発揮させるフォームをつくるためです。

優先して大きな力を発揮させる部位を鍛え、それができるフォームを作ることで速いスピードで泳ぐことができるようになります。

竹村知洋

 

 

 

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