秋刀魚の味

だんな様の帰りを待つ夜。
クーラーをつけるほどの暑さもなくなり、窓の外から聞こえる虫の声。
肌を撫でる風もほの涼しく、行く夏の侘しさと、来る季節の足音を感じるひと時です。

今夜は、だんな様は会議。
遅くなりそうな気配です。
そうゆう日は、食べてすぐ寝る事になるので、できるだけお夕飯は、軽めのものに。
本当は、手の込んだものを作ってあげたいのですが
この時期、本当に美味しいそうな、季節の食材が店先に並び始めます。
秋刀魚に、栗、きのこ、サツマイモ、じゃがいも・・・。
中でも、秋刀魚は秋の食材の代名詞。
ああ～、秋が来たんだなと、もくもくと立ち込める煙の中、焼きながらそう思うばかり。

だんな様は、魚の美味しい富山の人とあって、本当に魚を綺麗に食べます。
特に秋刀魚は、残った姿は、野良猫も『どこ食べれば良いの？』と思っている（だろう）に違いありません！
本当に、清々しい

さてさて、その秋刀魚。
添え物は、もちろん大根おろし。
しかし・・・そこにかけるものは、だんな様は醤油。
私は、馬路村のポン酢です。
ポン酢メーカーのＣＭでも見かけますが、私は何でもこのポン酢をかけます。
秋刀魚の油には、この手のサッパリしたものが一番！
先日、発注した品が届いたので、今年も心おきなく、た～っぷり掛けていただきます！

そろそろだんな様が帰ってきます！
先ほど電話がありました！
秋刀魚の話を書いているから、やっぱり食べたくなっちゃった
でも、今夜はナポリタン。

明日のお夕飯は、秋刀魚にしましょ！