お兄ちゃんだから

今朝は冷たい雨でした。
１２月に入ってそうそう、幼稚園は学級閉鎖。
風邪の流行期に入ったようです。
免疫があるとは言え、ベビーちゃんが風邪を引いたら大変。
予防が一番の薬と言いますから、気をつけないと！

と言いつつ、今日、幼稚園の帰り、通り道にある公園で遊ぶあっくん。
滑り台３回だけだよーと念を押すも・・・

最近知恵が付いて、そう、連続では遊ばないのです。
滑り台→ブランコ→走り回る→後からやってきた友達と遊ぶ→ブランコ・・・
と、まあこんな具合です。
確信犯です。

ようやく２回目の滑り台を終えて、砂場へ突入したとき
遊びに来ていた親子と一緒になりました。
そのお子さんは２歳ぐらいでしょうか。
まだおぼつかない歩きや、可愛い言葉。
ついこの間まであっくんもこうだったな～と、懐かしげに見ていたら
その男の子が、あっくんと遊びたがって、いつの間にか二人で仲良く遊び始めました。

でも、まだ２歳児。
案の定、あっくんの作ったものをいじっちゃったりで、だんだんあっくんの顔が難しくなってきます。
（もしかしたら、手を出すかも）
そんな母の心配をよそに

『お兄ちゃんだから、いいよ。』

思いがけないそのひと言。
それからも、同じように「あっ」と思っても、
『お兄ちゃんなんだ。』
と、本当に優しく接していました。

普段、あっくんに「お兄ちゃんでしょ！」と言いくるめることはしていなかっただけに、本当に驚きでした。
親が思っている以上に、本人はちゃんと自覚があったのですね。

『お兄ちゃんだから』
とっても可愛い声で、優しく話していました。
この優しさを壊すことなく、気をつけないといけないと、心に留めた次第です。

暮れ行く冬の空。
西の空にはいっとう輝く金星。
あっくんの言葉も、きらきら輝いています。