6月ごろ、「お姉ちゃんのバラ」がカミキリムシに立て続けに襲われてから、その後
(補殺に、卵を植え付けられた箇所の駆除はしました)
瑞々しく茂っていた葉は落ち、シュートも干からびはじめ
このままでは枯れてしまうかもと、気が気じゃない日が続きました。
駆除の際に使った薬が悪かったのか、
それとも見えない部分で何かが起こっているのかもと、意を決して鉢から抜いてみましたら
・・・
得体のしれぬ瘤が幾つか。
株本の根元のほうのは大きく、ところどころの根に、まるで豆のような小さい瘤もいくつか発見。
土がすっかり落ちた時には、もう確信にかわりました。
「癌腫に違いない」
手元の本に、詳しく載っているのが無かったので、ネット検索。
ああ、同じようなのがいくつも出てきます。
「芋掘り」
ネットで、癌腫を探すことを、そう呼ぶようですね。
深く頷きました。
夏場に多いこと。
枝が萎れてくること。
株そのものが衰退してくること。
残念ながら、完治することはないようですね。
お姉ちゃんの生まれた年に作出されたバラだけに、廃棄するのは大変心が痛みます。
同じ株を買い直せばというのも、何だかやり切れません。
何人かの方のブログやHPで、延命治療といいますか、それでも20年近く育てている方もいらっしゃるようで
もしかしたらと、これも多かった治療方法のひとつ、木酢液で回復を図ることにしてみました。
一先ず、今日一晩、液に浸しています。
そして、植え付けに必要な底石や土も、新しいのを用意しました。
バラ栽培を始めて3年の私には、どれだけできるか分かりませんが
大切なものを守りたいその一心で、頑張ってみようと思います。
昨年の夏から野球を始めた長男は、今夏、ほぼ毎日といってもいいほど、野球漬けです。
昨年は、登録の関係からチームの試合を、羨ましげにフェンスの向こうの皆を見ることしかできなかっただけに
猛暑日の中だろうが、富山の実家に帰省しないといけない日だろうが
チームの一員として参加できることが、それはそれは嬉しい様子です。
その長男のファーストスパイク・ミズノが、そろそろサイズアウトなのと
これからの試合の参加条件が、紐靴のスパイクでないといけないので
セカンドスパイクを買いに行きました。
ZETT
日本の老舗のメーカーのひとつだそうです。
野球に限らずスポーツに疎い私には、ミズノのほうが馴染み深いのですが
夫曰く、昔から、少年野球では人気のメーカーだそうで・・・
どうやら、これを選んだのは夫の贔屓目?
いえ、それだけではなく、いろいろ履き試してみた中で
甲高で幅がある息子の足には、それがしっくりきたようです。
ちなみに、サイズは24センチ。
中2の長女(お姉ちゃん)と、同じサイズです・・・。
うう、恐ろしや。
ZETT
富山に帰省した際、乗った電車に地元の男子高生が隣になりました。
スポーツ刈りに焼けた肌・・・野球部なんだとすぐ分かりました。
校名が刺しゅうされたスポーツバッグは、ZETTの特注品でした。
それを羨ましげに見つめる息子。
そして、そんな息子の姿を不思議そうに見る高校生。
何故なら息子は、野球部のユニフォーム姿だったのです。
袖口には、「神奈川」の刺しゅう入り。
知らない人が見たら、神奈川選抜(そういうチームがあるのか定かではありませんが)の子かもと思うかもしれません。
*親バカなもので、すみません。
ZETT
習い始めの頃に比べたら、随分と上達してきた息子。
自慢の俊足も、そのままです。
もちろん、周りのお子さんも同じ分、上達しているので、追いつけ追い越せではありませんが
少なからず、周りからは認められつつある・・・ようです。
いろいろ、息子なりに大変な思いもしているようですが、
それも含めての野球・・・
親も、もどかしい思いをする日もありますが、頑張っている息子の姿を、ただただ見守ることしかできません。
野球は、どこまで続けるのか分かりませんが、もしかしたら、かの高校生のように
スポーツバッグを肩から下げて、坊主頭の・・・
坊主頭の息子は、ちょっと想像できないかも。
何にせよ、頑張れ息子!