Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

秋の開花に向けて

2014年09月04日 | 2014年の庭

小さな庭のバラたち。

今年は、大切な「お姉ちゃんのバラ」が癌腫を患ってしまったり(現在、隔離治療中)
天気が思わしくなかったこともあり、ピエール以外は、調子が今一つです。
早めに剪定をして秋に備えようと、8月中旬に行いましたが、そこからどうしたものか
急にどの株も元気になってきて、気が付いたら、蕾が上がっていました。
そうなると、連日摘蕾作業となるのですが、彼らも花を咲かすことが仕事なので
こちらのスキをついて、一つ二つ、ほころんでいるものも。

再度、浅めなら大丈夫かなと、恐る恐る剪定を施しました。

お姉ちゃんのバラは、主幹のみを残して切り詰めました。
日が経つにつれ、緑色の鮮やかな幹は、焦げ茶色にと変化してきて
もしかしたらダメかもと、覚悟をしていたのですが
本日確認したら、株元に小さなシュートが一つ芽吹いていました!
大丈夫、きっと大丈夫。
植物であれ、生きようとする力は凄いことです。


そして、私のもとへ

2014年09月04日 | My Life

今夏、夫の実家へ帰省した際、夫が子供の頃に使っていた本棚にあった一冊。

何気に手に取り、読んでみると結構面白い。
といいますか、家を持ってから園芸にはまった私には、貴重な資料そのもの。
小さな庭にやってくる虫たちの生態が、いわゆる子供の図鑑とは違った視点で紹介され
絵で掲載されているのも、また良い。
図鑑の美しい写真もいいのですが、どうも私には、記憶に残りにくいといいますか
その姿だけを認識してしまうようで、絵のほうが、そっくりではあるけれども
そこから先の姿を、脳が想像する力が湧くような気がします。

もうきっと、実家では誰も読まないかもしれない。
どうしようか・・・
それでも母にしたら、昔の思い出の一つかもしれない。
そう思いながら、でも、意を決して母に話しました。

「あら、よく見つけたね。持って行って良いよ。」

母からの了解を得、帰りの荷物の中にしまったと思っていたのに
入れ忘れてしまいました。

数日後、末っ子の誕生日プレゼントを送るのに、いつ荷物が着いたほうが良いかの確認の電話があり
実は、その時まで(本を入れ忘れていたことを)気が付かないでいた私でしたが
母が、さりげなく、
「この間の本も入れておくね」と・・・
ああ、お母さん、ごめんなさい。
ということで、本は無事に、私の園芸コーナーの本棚に並んでいます。

この本の発行は、昭和53年。
著者の中山周平氏は、大正の生まれだそうです。
いや・・・時代を感じます。