なんだか今年は、冬が長居しているような気がします。
一足早く春休み迎えていた長男(3月までは小6)が、先ほど富山の祖父母宅から帰宅しました。
こちらも一週間と長居をさせてもらいました。
富山もまだ冬が抜けきらない中、祖父母には迷惑をかけましたが
なかなか帰れない私たちに代わって、祖父母孝行をしてきてもらいました。
私もまだ経験したことがない、富山の冬。
マイナスまで冷え込むとあって、ずいぶんと厚着をさせたのですが
それでも寒かったそうです。
息子は、頭がキンキンに痛むような寒さだったと言います。
それでもお天気の日には、祖父と打ちっ放しに行ったり、海王丸を見に行ったり
夏と違い、観光する場所が限られる中でも、楽しんできたようです。
もちろん味覚の楽しみも。
富山の冬の味覚といえば鰤。
もう漁は終わっているようですが、地元ならではの食べ方など
また、料理上手の祖母の味をいっぱい覚えてきたことでしょう。
そうそう、こちらも、一足早く富山の春の味覚の
ホタルイカを地元のスーパーで見つけたので、富山を想いながら頂きました。
春はホタルイカ、夏は白エビ、秋は新米、冬は鰤と
富山は食の宝庫です。
今度帰るのは夏ですので、白エビを楽しみにしています。
さて、長男が留守にしている間、我が家は静寂...
休みの間に限らず、もう口癖のような
「いい加減にしなさい!」
と言うことがなく、私にとってストレスフリーの一週間でした。
しかし次男にとっては、からかわれたり、泣かされたりしても、お兄ちゃんがいないのは
とても寂しかったようで、
「早く帰ってきてほしい」
と、何度もつぶやいていました。
その兄が帰ってきた時の喜びは...久々にピョンピョン跳ねるのを見ました。
今回も、行き帰りとも一人で行かせました。
もうすっかり覚えたようで、東京駅では、見たかった電車の写真を撮るなど
目を離した途端、電車オタに変身してしまう危うさには困ったものです。
次は、青春18きっぷで行くと計画しているみたいです。
僅か一週間の旅でしたが、心なしか長男が成長しているような...
きっと今回も、駅での別れをぐっと堪えてきたのかもしれません。
そういう一つ一つの経験が、大人にしていくのかもしれませんね。