タイトルは、言い過ぎかもしれませんね。
この夏休み中に、ご近所のおばあちゃんのお宅の除草活動を行いました。
いつもは、市のシルバー活動へ依頼されるそうなのですが、この暑さですので
行えないと言われたそうです。
確かに、活動される方の年齢や体調を考えると、今年の夏の屋外作業は命がけ、いや命取りになりかねません。
そんなことで、しばらくというか一月以上待たされている庭は、外から見える場所は、空き家かと思う程の伸びよう。
そのせいか、時々、家の様子を見るような人(見かけない人)を見たり、ご近所でも、おばあちゃんの様子自体を心配する方もいて、
気になっていたところでした。
そこで、日頃のお付き合いもあって、私が代わりに草むしりを行うことにしたのです。
私自身も、自宅の除草は殆ど終えてしまったので、手持無沙汰なのもあり、自分の好きなことで誰かのためになるなら
嬉しいことはありません。
おばあちゃんも、不審者のことや蜂のことなども心配していたので、ならということで、早速取り掛かったしだいです。
まずは、道路から見える場所を。
そこは、一日の中で陽が当たる時間が限られているので、主な草はトクサと、オオアレチノギクとドクダミ!
ご丁寧にそれぞれがゾーンのようになっていて、まるで何かのゲームのよう。
でも、トクサなどは地下茎で繋がっているので、そこだけ刈る訳にはいかず、結果として、全体を掘り起こすような
結構な作業になりました。
ドクダミも言わずもがな、茎を折らずに掘り起こすのは、なかなかの至難技ですね。
そして、この場所で一番の強敵だったのは、ヨウシュヤマゴボウ!!
まさかの3株も生えていて、おまけにこの時期だけあって、もう勢力の凄いこと。
結果、この日だけで45ℓのゴミ袋3袋ほどの量となりました。
翌日は、庭木の剪定を中心に行う予定で庭に入った途端...
もうジャングルかと思う程の荒れ放題。
ツタ性の植物が縦横無尽に絡み合い、低木の樹は地面に這いつくばるかのような広がりを見せ、
紫陽花など、もう、木と化していて、リトルショップ・オブ・ホラーズに出てきた人食い花みたいなものまで。
一瞬、引き受けたことを後悔しました。
兎にも角にも、まずはツタ性植物から切り詰め、分け入る道を作りと
気分は、川口浩探検隊(今だと、藤岡弘ですね)。
そんなこんなで、正味3日ほどで、全ての作業を終えました。
トータルゴミ袋10袋と、剪定で出た枝など3束。
圧巻の量です。
ビフォーアフターで画像を残せば、より分かり易いかと思いますが、他所のお宅での作業ですので、
それはしませんでした。
それでも、私の中では、とんでもない達成感!
自分の庭では、ここまでの量は経験がありませんし、なにより、どんどん綺麗になっていく、
片付いていくことが嬉しくて。
そして、有り難いことに、おばあちゃんも綺麗になった庭を見てとても喜んでくれて、
頑張った甲斐がありました。
作業中にふと思ったことなのですが、いわゆる庭じまいということ。
歳を取って、このような作業が難しくなってきた時のことを考えたのです。
頼めばシルバーや他のサービスなど、行ってくれるところはありますが、
金銭面などで、これからの時代は難しくなるかもしれません。
そのようなことを考えると、私自身は、いつまで庭を維持できるか、
また、それが困難になった場合に、どうしていくか...
そのようなことも考えつつ、でも今は、庭を楽しんでいこうと思った次第です。
最後に、当分は除草作業はお腹いっぱいです。