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Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

言葉遣い

2013年12月04日 | 子育て日記

幼稚園、降園後の出来事。

「次は、往復ビンタだ!」

ビックリして、声のほうを向くと
大きな声で追い掛け回す男の子の先にいる・・・
逃げる男の子。

逃げているのは、我が息子。
おいおい、ちょっと待って・・・と間に入ろうと思うも間に合わず
その言葉通りに男の子は、右手を息子の頬へパチン。
しかし、指先が頬ではなくその少し上、目の辺りに当たったようで
息子は目を押さえて蹲りました。

・・・

違う日に、

「ぶん殴るぞ」

と言いながら、追い掛け回すのを目撃したことがあります。(他の子に)
噛んだり、叩いたり、問題行動というのがある子だと
周りに認識されているのですが、
どうしてそんな言葉を遣うのか、テレビの影響かなと思っていたら

「(男の子の)上の子がそう言って苛めているんだって。」
「上の子に注意しても、全然やめないって、お母さん言ってたよ。」
ああ、自分がやられているのを(言われているのを)まんま
友達にやっているのですね。
これは、一筋縄ではいかないタイプです。
おまけに、謝らない・・・。

・・・

蹲る息子の背中を摩りながら、
遊びでも、お友達を叩いてはいけない。
顔は絶対に叩いちゃいけない。
乱暴な言葉や、怖い言葉はお友達に言ってはいけないことだと
男の子の行為を叱りましたが、息子の様子を見ている間に
男の子と保護者は、いつの間にか帰ったようです。
久々に・・・胸の中がざわつく、嫌な気持ちになりました。

幸い息子のほうは、掠めた程度だったのか大事無く
また、泣いているのを友達に見られるのが嫌だったようで
すぐに立ち直りました。
しかし、一部始終を見ていたお友達は心配だったようで
息子の下へ駆け寄ってきてくれました。

「大丈夫?」
「痛くない?」
「もう〇〇君はいないから、大丈夫だよ。」
中には、クローバーを手折って持ってきてくれる子も・・・

5歳児の男の子ともなれば、乱暴な言葉のひとつやふたつは
決して珍しいことではないのでしょう。
でも、看過するのは違います。
そんな言葉を遣ったなら、ちゃんとその場で正さないと。
例えそれがよその子でも・・・と昔はそうでしたが
今は、それが難しい。
今回は息子に言われた・されたので叱りましたが
そうでなければ、間に入って叱るなんてことは、かなり勇気のいる行為に
なってしまいます。


でも・・・
やはり目の前で子供が
「ぶん殴る」
なんてことを言ったら、ちゃんと叱りたいと思います。
・・・ちゃんとね。

日頃、口の悪い私が言えた立場ではありませんが。
そして、子供たちの前では、特に言葉使いは
立ち居振る舞いも含めて、気を付けたいと思います


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6 コメント

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往復ビンタ (あさこ)
2013-12-04 10:30:45
うーん・・・難しいですよね、男の子って。

かくいう我が家では、ともすれば母からして「ぶん殴る」なんて言ってそうなので、息子が乱暴な言葉づかいをしないのかと言えば、まったくもってそうではなく・・・。やっぱり親の姿は大事です。

でも、「往復ビンタ」はちょっと怖いですね。しかも、ほんとに叩くとは・・・。ケンカの一場面ならまだしも、遊びの中にそういうのがでてくるのは心配ですよね。

ああ、しかもしかも。その親御さんが謝罪の言葉もなくそのまま帰るなんて~。(気づかなかった?)

心が寒いです。
いえ、我が息子が同じことをしでかしていたら、と考えるとです。

まあ、うちの息子はそんなに暴れん坊の部類には入らないと思うんですが、汚い言葉づかい(姉のことを「おばさん」呼ばわり)が度々でてくるようになっているので、その都度叱るようにはしています。

しかし、よその子を叱るのって本当に大変です。
危ないことをしている子に対して「危ないよ」と声掛けするのもちょっと気が引けたりします。(周りに親がいなかったか、後でヒヤヒヤしたり)
本当は、そういう感覚自体おかしい事だし、"叱る"という行為自体が子どもを守ることにも繋がるはずなのに、あたかも"虐待"とはいかないまでも、ひんしゅくの目で見られるのは本当に子どもが育てにくい時代なんだなぁ、と感じます。




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Unknown (atsu)
2013-12-04 10:45:03
乱暴な言葉遣い…低年齢化してますね。
少し前ですが…担任が出張中に騒ぐ子を息子が注意したら(学級委員という立場もあって)、攻撃…口撃がエスカレートして、最終的には息子が泣く、という出来事があったそう。
息子は自分が泣いたことも恥ずかしかったのか私には言わずにいたのですが、数日後、ふたりのお母さんから(別々に)聞いて私は知ることになりました。
ひとりのママは、ダメージを受けるような言葉だと思うから大丈夫かなと息子を気遣ってはくれたけれど『それはあまりにひどい言葉で自分の口からは言うことができない』と。どんな言葉を浴びせられたまでは教えてくれませんでした。そのお子さんは『本当は自分も注意したかったけど、言ったら今度は自分が言われてしまうから…』とその場の仲裁には入れなかったと…。
想像は難しくない、緊迫した空気ではあったんでしょうね。
私自身、その”言葉”は気になったし明らかにすべきか迷ったのですが、そもそも息子が私に言わなかったし、それをえぐることがどうなのかどうなのか、相手の子とのその後の関係もそれとなく観察しながら様子を見つつ、『学校で嫌なこと、理不尽だと思うことがあるなら、言うように。もし我慢ならないことがあれば、一緒に考えよう』と伝えるにとどめました。
ちなみに今回、言葉の発信者は、女の子です。どちらかというと親しみある子だということも考えさせられました。
子供自身の対応力や乗り越えていく力ももちろん必要とされますが、(双方の)親も客観的に見る目や対応力を求められますね…。
それと共に、子供は簡単に影響を受けやすいし、言葉でも態度でも不快な印象を与えることがあったならば、正していかないとと思いました。
あ。自分自身も…でした。
長文失礼しました…。
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あさこさんへ (かーかん)
2013-12-04 12:11:34
コメント、ありがとうございます。

降園後の園庭開放時だったので、
他の学年のお母さん方も大勢いて
決して広い園庭ではないので、注目されたと思います。
(一瞬、喧騒が止まるのを感じました)

たぶん、いえ、以前も同じようなことがあって
逃げるように帰るのを目撃したので
今回もそうだったのかな・・・
そう考えるのも嫌なことですが、そう思っちゃいます。

よその子を叱るのは、大変なことですよね。
ひんしゅくどころか、仲間はずれにされかねない。
自分ひとりならまだしも、子供にも及ぶかもと考えると、今の社会のように
見て見ぬ振りをするのが、当たり前になりますよね。
世知辛い、嫌な世の中です。

想像力の欠如した社会だと、夫は言います。

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atsuさんへ (かーかん)
2013-12-04 13:06:13
コメント、ありがとうございます。

以前に、atsuさんのブログに
その件が少し書かれていましたね。
我慢強いG君のことを信頼し、見守っている姿は
その頃、娘の友人関係で色々あったときだったので、自分も見習わなくてはと思った次第です。

大人であっても、乱暴な言葉は、ビックリします。
それが本当に・・・小さな子も遣うことには
驚きを通り越して、不安にしか感じません。
そういう言葉に溢れて暮らしているのか、
慣れてしまっているのではと、
何とも、いたたまれない気持ちにさえなります。

同じ言葉でも、人を傷つける言葉は
鋭利な刃物と同じ。
自分が言われたら嫌なことはしてはいけない。
そういう当たり前のことを、常日頃から言っていくしかないと、思います。

親として、子供が辛い目にあったときに
どう接していくかは、私自身、未だにこれだという方法・答えが見つからずにいます。
夫には、子供と同じレベルで怒っていると、呆れられます。
親として怒れ、人として冷静になれと
言われますが・・・う~ん難しい。

ただ、子供から話が出来るように
どんなことも急かさないように、気をつけています。(夫から言われて)

そして、尋問にならないように
聞き出す力を高めないといけないなと・・・

件の女の子のこと、もう言葉にも、ジェンダーなんていってられないですね。
周りの方から知ることになったのは
母として、一抹の寂しさといいますか
不安は残りますが、ちゃんと周りには分かってくれているお子さんもいることが分かり
そいう面では、心強いことかと思います。
これからのことを考えると、担任の先生の耳にも届いているといいですね。
返信する
ありがとうございました (atsu)
2013-12-04 14:42:24
個人的なことを長々書いたにもかかわらず、ご丁寧にありがとうございました。
件の件に関しては、色々考えさせられることが多く、対応を含め、自分の中で自問自答を繰り返しました。
ただ文字にすると主観性が強くなりそうでしたので避けていたのですが、今日はじめてアウトプットしてしまいました。

担任の先生には後日、第三者にあたる子が報告したようです。当時の様子を完全に再現するのは難しいだろうし、先生に正確に伝わったかどうかは甚だ疑問なのですが、まぁ、静観しようと思った次第です。

集団には、ヘンに真面目だったり正義感があるのを鬱陶しく思う子がいることも理解できるし、ショックで悔しくても親に泣き言を言いたくなかった息子の気持ちもわかるだけに、あれこれ言いたく(&聞きたく)もなりましたが、『しんどい時は、かーさんは、ここにいるぞ』と存在を一応アピールするにとどめました…

これから成長するにしたがって、今は予想できないこともあるんでしょうね。子供にとって、懐の深さを感じさせるハハであらねば…です。まだまだ課題がいっぱいです。
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こちらこそ (かーかん)
2013-12-04 22:16:55
atsuさん、こちらこそ、ありがとうございます。

子供の日々の出来事で、
こう胸が騒ぐようなことは、どうしても
主観が強く出てしまうだけに
綴うか、どうしようか迷う時があります。
でも、あからさまな悪口ではなくて
心情というのかしら、迷いも含めて
綴ったことに、丁寧なコメントを頂き
気付かされることがとても多く
感謝しています。

一昔?二昔前の「肝っ玉母さん」ではないけれど(ご存知?)、
揺るがない、逞しい母でありたいと
思うばかりです。
お互いに、子供も自身も、悩み多いお年頃ですが
頑張りましょうね。


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