●ローテンブルグの街
だったか
集団行動の日本人観光客だった大学生の私が自由時間に走り回って、立寄った食器の店
には、店の扉のガラスにMeissenのマークがあった。
なかなか英語が通じにくい店員さんに、陶器の品番をみせながら説明
ただでさえ若く見えたであろう日本人の少年に訝しがりながら、鍵のかかった二階の部屋に案内された。
そこには、いくつかの マイセンのカップが大事に並べてあった。
そんなこともなつかしい。
いま、ウェッジウッドも倒産してしまって、ヨーロッパの陶磁器の会社もどこも経営が厳しいと聞く。
20数年前はやっぱりぜいたくだったのだろうか?
陶器の柄にうなりながら、ひきたてのコーヒーを飲むという、あの心の幸せはどこにいってしまったんだろう?
日本の電器製品は壊れないからダメだ ということを外人が言うと聞く。
やはり伝統の国 とやらのヨーロッパも伝統なんて、そっちのけの時代になってしまっているのかもしれないな。
だったか
集団行動の日本人観光客だった大学生の私が自由時間に走り回って、立寄った食器の店
には、店の扉のガラスにMeissenのマークがあった。
なかなか英語が通じにくい店員さんに、陶器の品番をみせながら説明
ただでさえ若く見えたであろう日本人の少年に訝しがりながら、鍵のかかった二階の部屋に案内された。
そこには、いくつかの マイセンのカップが大事に並べてあった。
そんなこともなつかしい。
いま、ウェッジウッドも倒産してしまって、ヨーロッパの陶磁器の会社もどこも経営が厳しいと聞く。
20数年前はやっぱりぜいたくだったのだろうか?
陶器の柄にうなりながら、ひきたてのコーヒーを飲むという、あの心の幸せはどこにいってしまったんだろう?
日本の電器製品は壊れないからダメだ ということを外人が言うと聞く。
やはり伝統の国 とやらのヨーロッパも伝統なんて、そっちのけの時代になってしまっているのかもしれないな。