LA CAFFETTERIA DI RETROSCENA舞台裏カフェ

テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

交響曲第9番(合唱付き)と懐かしのアレ

2013年12月22日 | クラシック音楽
先月のことですが徳島県鳴門市に、2014年6月1日、2日に開催される

NPO法人 鳴門「第九」を歌う会主催『第33回 ベートーヴェン「第九」演奏会』の

公開ソリストオーディションを受けに行ってきました。


ベートーヴェンの第九については不思議な事に日本での認知度は100%と言っていいくらいではないでしょうか。

ではこの第九、どのようにして日本に伝わったのか。

以下NPO法人鳴門「第九」を歌う会さんのHPから

第1次世界大戦中、大正6年から大正9年の約3年の間、鳴門市板東に俘虜収容所があり、約千人のドイツ兵が収容されていました。彼らは音楽、演劇をはじめ橋の築造にいたるまで様々な文化活動や事業を行いました。
 収容所内においてそのような活動をしていたことはもちろん驚くべきことですが、俘虜となった兵士にそのような活動を許していたこともまた驚くべきことといえるでしょう。様々な文化活動を進めていく中で彼らは地元の人々との交流を深めていきました。
 ベートーヴェンの「第九」交響曲はそのような状況のなかで大正7年6月1日、ドイツ兵によって演奏されました。それがこの曲の日本での初演となったのです。鳴門市では6月の第1日曜日を「第九の日」と定め、全国から仲間を募って、歓喜の交響曲を歌い続けています。

とのことです。

で、肝心なオーディションはというと・・・



受かりました!




気分は


(ロケ地:徳島阿波おどり空港正面11月21日)


2泊3日の日程でストイックにホテルこもり飯はコンビニで済まし決してマチ★アソビVol11の名残を求め眉山麓の商店街なんて通いもせず集中した事が報われました(ノ´∀`*)

そして帰りの便は「富士山が見える窓側でお願いします(-д☆)キラッ」と受付カウンターでお願いし、
徳島空港から羽根田空港へフライト

 ⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
眼下には

こんな景色や~


水平線や~


世界遺産が遠くに見えたり~



・・・


!!!


「あ、あれは!もしや・・・




ではないか!!!」



と、一人機内で静かに興奮してました(笑)

(正解は越後製菓・・・・ではなく伊豆大島)
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2013年小晦日ランチタイム・コンサート

2013年12月14日 | クラシック音楽
ずいぶん長いこと更新をせず放置してしまっておりました。

前回の投稿からまる3年。

さすがに色々ありました。

一番の出来事は20代から30代に突入したこと・・・・・(笑)


投稿を見直すと2008年、26歳でイタリア留学をスタートし、ボローニャ国立音楽院へ入学、友達が全くいない土地での慣れない生活。イタリア語に悪戦苦闘しながらの買い物、異国の地での新しい出会い。

全てが夢の様な経験でした。

友達に誘われて入団したボローニャを中心に活動する音楽団体Arca musicaeでは、街中のカトリック教会の中心であるカテドラルの、200年間使用されなかった聖歌隊席からの演奏会や、ミサ曲本来の姿、復活祭、生誕祭の式典の中での演奏、日本はおろかイタリアでも知られていない、モーツァルトと同時期に活動していたボローニャ所縁の作曲家の作品の復活演奏、まだ存命中の作曲家の作品の初演など、多くの経験を積み、2013年、31歳になった僕は無事、音楽院を卒業し帰国しました。

結局イタリア語はネイティブとは程遠い出来でしたが、他の言語を学ぶと、目の前にそれまでは見えなかった大きな世界が広がる事を知りました。

あと、じゃっかんイタリア人気質が染み付いたようで、良くも悪くも鈍感になったみたいですw


さて、表題の事についてのご案内をさせていただきます。




2013年12月30日月曜にJR大森駅近くの「バッコ タバッコ エ ヴェーネレ」というレストランでランチタイム・コンサートを、バリトン今井俊輔氏とピアノ鈴木啓太氏の3人で行います。
13時からビュッフェ形式のランチをお楽しみいただき、14時からコンサートが開演いたします。
料金はランチ、ワンドリンク、コンサートが全て込みで5000円です。

チケット制ではありませんので、直接お店に予約される事をおすすめします。
曲目はチラシに少し載っていますが、前半はオペラ・アリアと重唱、後半はリクエストコーナーと題しまして、プログラムからお客様に聞きたい曲を選んでいただき、我々が歌うというものです。

興味がある方、お時間のある方、レストランでお待ちしております。
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