LA CAFFETTERIA DI RETROSCENA舞台裏カフェ

テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

第6回ランチタイムコンサート終了~(・∀・)

2016年03月29日 | クラシック音楽
3月26日、サロン・テッセラさんにて開催された第6回ランチタイムコンサートが無事、ほぼ満席にて終演いたしました(・∀・)

14時からスタートしたコンサートは、途中15分の休憩を含み16時30分まで爆走いたしました(`・ω・´)ゞ


正味な演奏時間は前半37分、後半40分の筈だったんですが・・・・


なんで演奏会は135分(休憩含まず)になってしまったんだ?(;´∀`)


そうですね、今回も芹澤、喋りすぎました(笑)


「来ていただいたからには笑って欲しい!」という演奏家としては少しズレた所に焦点があっているせいですね(笑)


演奏に関しましては、初めて人前で歌う曲が多かったのでそれなりに緊張してました(;´∀`)


それなりに緊張していたのに楽屋ではこんな写真も(笑)
お嬢様とSP2人(笑)



今回はゲストとして、来月頭にオペラ「リタ」にて共演するソプラノの石川さんをお呼びし、同オペラより二重唱を取り出しました(・∀・)

オペラの現場と違って、スペースに限りの有るサロンでしたので演技の大部分はカット、もしくは変更しましたが、曲中2発受けるビンタだけは忠実に再現しました(笑)


ビンタを受ける度に会場から笑い声が上がるのは成功の証ですが、僕の頬にもしっかりとビンタの証が残っていたそうです(;´∀`)

心のなかで「皆、もう少し心配してくれても良いんだよ?」と思っていたのは紛れも無い事実です(笑)


終演後にみんなで





そういえばこの演奏会の2~3日前に、去年も呼んで頂きましたポッカサッポロさん主催の料理教室「レモン大学」に今年も呼んで頂きました(・∀・)
1年経つのって本当にあっという間ですね・・・(´・ω・`)

こちらも石川さんと(・∀・)


ちなみにドレスの色はレモンを意識したそうです(^o^)


僕は何色にすればよかったかな???(・∀・)
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三軒茶屋は今月末!

2016年03月06日 | クラシック音楽
月日の経つのは早いものですね・・・(・∀・)


年明けに急遽「演奏会したい!」と思い立ち、開催することになった「第6回ランチライムコンサート」まであと20日です(・∀・)



座席もほぼ埋まり、残りも少なくなって来ました!

目指せ完売!!



さて、今回のブログでは当日の演奏曲目から1曲ご紹介したいと思います。


レスピーギ作曲「ある古い歌に寄せて」

原語タイトルSopra un'aria antica


この曲は昨年10月の東京建物八重洲ホールでの演奏会でも演奏しました。

メロディーラインは歌には無く、終始ピアノ伴奏がメロディーを奏でます。


声楽を勉強した方や、音大入試のためにイタリア古典歌曲を勉強している方はこの曲の前奏を聴くと「あれ?聴いたことある・・・」という感覚になると思います。

実はこの曲、イタリア古典歌曲集2巻に収録されている、チェスティ作曲「私の偶像である人のまわりに Intorno all'idol mio」のメロディーがピアノ伴奏でずっと奏でられていて、歌はそのメロディーの上でずっと語っているのです。

和訳されたタイトル「ある古い歌に寄せて」ではピンと来ませんが、イタリア語のタイトルを読むと「Sopra(意味:~の上に)」という言葉が指すように、「ある古い歌」=「私の偶像である人のまわりに」の上に新しい音楽が展開されていく、非常に美しく、ドラマティックで壮大な歌曲です。

演奏時間は7分程で、オペラアリアより長いくらいです。

伴奏合わせをしていると、同席して聴かされている人は「酔う」といいます(笑)


先日の伴奏合わせでは「頭がグラグラする」って言われました(笑)




イタリアではピアニストの先生から「イタリア人はこの曲を好まないわ」と言われました。





でも作曲したのはイタリア人です(笑)



文章量が多く、「自分」と「年上の女性」の2つの人物を歌い分ける必要があるためなかなか演奏する人も少ないのですが、初めてこの曲を知った大学生時代からずーっと温め続け、育てた曲です。

一人でも多くの方に知ってもらいたいとの思いから、僕はレパートリーに加えています(・∀・)


ちなみにレスピーギは色んな歌曲を作曲しました。

本日紹介しました「ある古い歌に寄せて」も7分オーバー(自分の録音を確認した所、6分30秒程でしたw)の長い歌曲ですが、彼の作曲した中で最も長い歌曲は「La sensitiva」


気になる演奏時間は・・・・・






30分。。。(・∀・)


(手元のCDの演奏時間では27分)




こんなの暗譜出来る自信がない(笑)





ちなみにタイトルは日本語で「オジギソウ」、または「感受性の強い女性」を意味します。
(詳しい歌詞がわからないため、どちらか判断出来ませんw)
コメント (4)
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