今年の振り返りをするには残り時間が少ないので、せめて12月の事は書かねばならぬという使命感で書き始めたものの、帰省中のため電波環境がダイヤルアップ接続並みに遅く果たして書き終われるのか、年内に投稿できるかは謎である。。。
12月はいわき市立平第三中学校での鑑賞教室からスタート!
先方からのオーダーで、芹澤は初めてシューベルトの「魔王」を歌いました😈
左から魔王、ソプラノ中畑有美子さん、ピアニスト藤井麻理さん、指揮者兼司会松下京介氏
体育館でマイクを使用しないスタイルの歌唱はとにかくエネルギーが必要で、オペラ歌手としての力量が試され、浮き彫りになります(笑)
疲労困憊の芹澤は帰りの特急ひたちの中に携帯を置き忘れて下車してしまうのでした(その後無事回収)
12月17日東京ヴィヴァルディ合奏団「ファンタジックなクリスマス」🎄
それはある日の午後、ふとInstagramにメッセージが届いていることに気が付きました。
普段Instagramでメッセージのやり取りをしないため「?」となりましたが、そこに届いてのがこちらのコンサートへのゲスト出演のオファーでした!
しかもよーく読むと会場はサントリーホールブルーローズ。。。
これは受けるしかない❗️
これまで聴く側でしか体験したことのないホールでしたが、非常に響く空間でとても歌いやすかったです。
貴重な場を提供してくださった東京ヴィヴァルディ合奏団の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです😆
そしてその2日後、芹澤は成田空港に現れた。
そう!
日越外交関係樹立50周年記念 フィナーレコンサート 「協奏・『第九』の響きを世界へ未来へ」出演のため!
いざベトナム🇻🇳‼️
初めてのベトナム!
活気とうごめくエネルギーは非常に濃厚!
地元で評判の牛肉のフォー🍜
地元で評判の牛肉のフォー🍜
今回は通訳のスタッフ(最終的に4名!)がサポートしてくださり何不自由なく行動でき、自分の役目に集中できました😆
漂う王者の風格!
到着翌日には朝からソリスト稽古、夜は合唱団も加えてリハーサル!
到着翌日には朝からソリスト稽古、夜は合唱団も加えてリハーサル!
リハーサルはベトナム国立音楽院のホールにて😲
文化事業が活発になるという事は、国が発展し経済が成長していることだと感じました。
オーケストラの名称「ベトナム国立交響楽団」という名前からも分かる通り!
史跡「タンロン城址」
城址というので石垣とか残っているのかな〜と勝手に思っていたら立派に鎮座しておりました😁
こちらはタンロン城の前に設営された特別ステージ!
野外コンサートならではの眺めです。
この日は夜にリハーサルがあるという事は聞いてましたが場所の連絡はなく、ただ「本日の会場は冷えるので暖かい格好で」というメッセージのみで、ホテルでピックアップしていただき着いてから初めて本番の会場(つまり屋外)だと知り「外なら外って言ってよ〜」と心の中でツッコミました😇
そしてついに本番当日・・・
来賓席には各国大使も!
この日のためにヘアアイロンを日本から持参し独り風に吹かれるスタイル😆
平和讃歌を歌っているとは思えない猛々しさ(笑)
VIP席からのショット
これまで第九は、全曲演奏日本初演の地として有名ななるとの第九(日本初演100周年記念の回にも出演)、ロームシアター竣工式(指揮:小澤征爾マエストロ)、その他様々な機会でソリストとしての責務を感じて来ましたが、まさか自分が国際関係に関わる記念すべき場に、一日本人として立つことになるとは想像もしていませんでした。これまでは何かあっても「芹澤の個人的な責任」で済む話でしたが(実際済むかどうかはわかりません、やらかしたことがないので🤓)、今回に限ってはある意味日本代表(と勝手に思っていた)のため失敗は許されぬ!お国のため!と鬼気迫る気合いをコッソリ胸の奥に隠し持っておりました。
そんな公演の全容はなんとYoutubeにて公開されております!
(第九第四楽章バスソロ開始は1:33:30頃)
こうして映像に残ることって意外と少ないのでお楽しみいただければ幸いです!
そして是非アンコールもご覧いただけると、日越関係の絆を感じていただけると思います。
それではみなさま、良い年をお迎えください😌