去る3月19日(319・・・ミュージック・・・はて?どこかの大学の卒業式の日だったような・・・)
目黒区立大岡山小学校に《令和4年度大岡山小学校合唱団-お別れコンサート-》(6年生の卒団式)にお邪魔してきました!
大岡山小学校合唱団は松田和子先生(集合写真前列中央)が指導者として、音楽・合唱を通じて人間教育に力をいれてこられ、その成果は当日の子供たちの演奏や松田先生とのコミュニケーションの中に現れており、「この先生は真剣に、真正面から音楽と生徒に向かい合って来られたんだな」というのがしっかりと伝わってきました。
今回は松田先生と共に合唱団のピアニストとして長年関わってきた藤井麻理さんの呼びかけで、男声3名(テノール・バスバリトン・バス)で演奏をお届けしました。
それぞれソロではワタクシがテノールのド定番オペラ《トゥーランドット》より「誰も寝てはならぬ」を午前中から(←ここ重要)、バスバリトンの石井さんオペラ「魔笛」から「おいらは鳥刺し」を1番ドイツ語、2番日本語で歌い子供たちをびっくりさせ、バスの片山さんはヴェルディのオペラ《シモン・ボッカネグラ》(選曲が渋い!)より、「悲しい胸の思いは(プロローグ)」でLow F(低いファの音)を体育館に響き渡らせました!
そんな中、一番子供たちにウケたのは、先日YouTubeにアップしました森雄太作曲、混声3部合唱とピアノのための《カップ焼きそばは焼いてない件及び、それに類似するその他諸々の案件についてただ淡々と述べるだけの歌》(笑)
これ↓↓↓
ちなみに混声版の実演はこれが初だったと、作曲者御本人からご報告頂きました(ちなみに混声版ネット初演は上の動画)
ピアニスト藤井麻理さんの進行で演奏は進みました
朝から「誰も寝てはならぬ」を歌う人の図
ちなみに、ワタクシは睡眠時間は声にあまり関係しませんが、起床してから声を出すまでの時間に強いこだわりがありまして、本番の5~6時間前には起床完了しているのが理想です。
この日は出番が10時30分~ということだったので、午前5時に起床しました(帰宅後爆睡)
モーニングコンサートとか最早起きるのが辛いので徹夜で臨んだほうが楽なんじゃないかと思うほど、朝は苦手です(笑)
しかしあれです、子供たちの歌声は無垢で邪念がなく、どんなに望んでも僕にはもう出すことが許されない澄んだ声でした(笑)